姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鯱つくり体験の鯱が焼き上がりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
関東ではかなり冷え込んで雪が積もっているらしいですね。姫路はそこまで冷える事もなく朝イチで少し雨が降った程度です。1週間前の週間予報では雨マークがついていたけどその後曇り後晴れに変わっていたんですが、週間予報が当たっていたみたいです。
幸い、仕事を止めるほどの降り方ではなかったんですが、これから暖かくなってくると雨も増えてくるので仕事の段取りが難しくなります。

 

鯱つくり体験の鯱が焼き上がりました。

 

昨年の11月に地元の小学校で指導した鯱つくり体験で生徒たちがつくった鯱は淡路島の窯元さんで乾燥と焼成をお願いしていました。年末年始は窯が完全に止まってしまうので焼き上がりは年明けになると聞いていたんですが、思っていた以上に時間がかかったみたいです。
先日、現場の瓦を搬入してもらうついでに運んでもらいました。

 

生徒たちの手元に届くのは週明けになりそうです。

 

出来るだけ早く生徒たちの手元に届けてあげたかったんですが、学校側に連絡したらこちらの予定と学校の予定の都合がつくのが週明けになってしまうみたいです。子供たちがどんな顔をして鯱を受け取るのかを見てみたかったんですが、配達するのは週明けの放課後になりそうなので、子供たちの反応を生で見るのは難しそうです。
今はコロナの感染が拡大している時期なので、あまり外部の人間が接触するのも良くないみたいですね。

 

後付けした部品がポロリしているものもありました。

 

作っている時に部品を後付けすると焼いた時にポロリと取れてしまう事があるからしっかり取り付けるようにって教えてはいたんですが、やっぱり子供たちの力ではうまくいかない部分もあったみたいで、箱を開けてみたらいくつかポロリしているものがありました。後から接着剤でも付けられるんですが、運ぶ時に被害が拡大しないかちょっとドキドキします。
そして鯱つくりの指導を手伝ってくれた社員さんたちが作った鯱も一緒に焼かれてきました。やっぱり大人が作ると完成度が違いますね。
こういうのをもっとイベントとしてやっていきたいなぁ。

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