姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

全瓦連技能グランプリは2日間の熱戦でした。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
甲子園の3日目は地元兵庫県の代表、東洋大姫路が登場しました。第3試合で高知高校と対戦したんですが、残念ながら2対4で敗れてしまいました。東洋大姫路は昔から強豪校として何度も甲子園に出場しているんですが、兵庫県はそういう高校がいくつもあるので、代表になるのはちょっと久し振りな気がします。ぜひ夏の大会でリベンジして欲しいものです。

 

技能グランプリin富山が閉幕しました。

 

一昨日、昨日と無観客ではあるものの、全国から瓦葺きの職人さんが集まって熱戦を繰り広げていた「全瓦連技能グランプリin富山」が開催されました。全国の仲間が富山に集まる事もあって行きたかったんですが、兵庫県からは出場者がいなかった事と、まん延防止等重点措置の期間中やった事もあって富山行きは断念しました。
昨年も今年も無観客での開催でfacebookでのライブ配信となってしまったのがとても残念です。

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実は技能グランプリには2種類あります。

 

実はこの技能グランプリというのは2種類あります。1つは中央職業能力開発協会が主催するもので、大工や左官などの建築系だけでなく、和裁や洋裁などの服飾、日本料理やバーテンダーなどの飲食部門などいろいろな職種で行われるもので、もう1つが今回開催された全日本瓦工事業連盟が主催するかわらぶき職種のみのグランプリです。
それぞれに2年に1回行われているので、毎年どちらかのグランプリが開催される事になっています。

 

出場選手だけでなく所属会社も大変です。

 

どちらの技能グランプリでも出場するのはとても大変な事で、本番の半年くらい前に架台と仕様が発表になるとそこから本番に向けて選手は練習をしないと本番で完成させる事すら出来ないんです。しかも発表された架台を自分で作って用意しないといけないんですよね。出場選手が所属している会社も全面バックアップで瓦を用意したり練習場所を用意したりするのでかなり大変なんです。
でも自社の職人さんが技能グランプリに出場するというのは凄く名誉な事なんですよね。もちろん、選手はそれぞれの都道府県を代表しているので組合や技能士会も全面的にバックアップするのでプレッシャーも相当なものです。
来年は是非有観客で開催してほしいなぁ。