姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

道具の使い方を知らない子供ばかりです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
あちこちでクリスマスケーキの予約やチキンの予約のチラシを見るようになりました。後2週間ちょっとでクリスマスなんですね。今年、来年くらいはまだ朔矢にはクリスマスの意味も分からないかもやけど、その後くらいからはちょっと怪しいですね。アレコレ欲しいと言い出すかもしれません。自分も子供の頃は楽しみにしてたので、ある程度はプレゼントもしてやらないといけないなぁ。

 

ものづくり体験教室の指導でした。

 

昨日の鯱作り体験に続いて今日はものづくり大学校でのものづくり体験教室の指導日でした。昨日は小学5年生やったけど今日は中学2年生です。年齢にして3歳の差があるんですが、体の大きさについてはそれほど違いがあるとは思えない程度でしたね。
小学生と中学生を比べると流石に中学生の方が落ち着きはあるけど、集中力が切れてくると騒ぎだすのはどちらも一緒でした。そこに至るまでの時間がちょっとだけ中学生の方が長かったかなって感じです。

 

瓦葺き体験やのし割り体験などをしています。

 

ものづくり大学での指導では架台を使った瓦葺き体験やタガネとハンマーを使ってのし瓦を割る体験、それに鬼瓦の形をした瓦の板に絵付けをする体験などをしています。
もうかれこれ10年近くやっているので、教える側としては同じ内容を繰り返しているのでちょっとマンネリ感が出ているんですが、生徒側は毎回初めての事をしているのでいつも新鮮な反応をしてくれます。
特にのし割ではタガネを使って瓦を上手く切れた瞬間の驚いた表情を見る事が出来るのでやっていて面白いです。

 

道具の使い方を知らない子がほとんどです。

 

私が子供の頃は家にあったハンマーやノコギリを使って木工をして遊んだりしていたんですが、今の子はそういう遊びはしないみたいですね。一応、中学校の技術家庭科の授業でハンマーやノコギリを使う課題があるはずやけど、ほとんどの子がハンマーの使い方を知らずに短くもって力いっぱい叩いているんです。
柄を長く持って軽く振っても頭の重さでそれなりに力が加わるからと教えても少ししたらまた短く持ち直しているんですよね。

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毎日仕事でハンマーを使うようになるといかに無駄な力を使わずに長く続けられるかが大事になるけど、中学生のレベルでは難しいんかなぁ??
道具の使い方を知らない子供が増えたなぁって感じています。