姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「ついで」はトラブルになりやすいので気をつけないとです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ちょうど昨年の今頃に会社の倉庫の解体をした事を思い出しました。決めないといけない事もいっぱいあったのでかなりバタバタしてたんですが、あれが1年遅れていたら仕事のバタバタと重なってちょっと大変な事になってたので、昨年のうちに新倉庫の完成までこぎつける事が出来て本当に良かったです。

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よく「ついで」をお願いされます。

 

工事をしているとお客さんからよく「ついでにこれもやっといて」という依頼を受けます。屋根に関する事もあるし、全く関係ない事もあるので対応出来る事については可能な限り引き受けることにしているんですが、たまに「ついで」では出来ないレベルのお願いをされる事もあります。お客さんからしたら、家で工事をする事なんて滅多にないし、専門職が細かく分かれている事も知らない人も多いので、仕方ないのかもしれません。

 

基本的に「ついで」は有償です。

 

ただ、私が「ついで」を引き受ける時は基本的に有償にさせてもらっています。いくら工事に来ている間のついで工事でもちゃんとお金が発生するという事をお客さんに理解してもらわないと、無償で引き受けるとなんでも無料って思われてしまうからです。
私が1人で屋根工事をやっている個人事業主なら自分の給料の範囲というのは自分で決めたらよくて、大変な思いをするのは自分だけなので、納得出来ていればそれでいいんですが、人を雇用している限りはその経費や会社の利益まで考えておかないと、最悪の場合は雇用している社員さんが路頭に迷ってしまう事もあり得るんですよね。
そうなってしまうと、これまで工事をさせて頂いたお客さんにも迷惑が掛かってしまうので、会社を続けられるようにしないとなんです。

 

「ついで」でトラブルになる事が多いです。

 

お客さんに「ついで」を頼まれた時にちゃんと有償になる事を伝えておかないと、トラブルになります。お客さんは「ついで」やから無料やと思っている事が多いんです。
でも依頼された方は追加が発生するのが当たり前って思ってしまうんですよね。その確認を怠ると工事が終わってからモメる事になるんです。
私も何回か集金の時に文句を言われた事があります。一生懸命仕事して文句言われたらしんどくなるので、意識のすり合わせはきっちりしておかないとです。