姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

サービスを提供する側の立場に立ってみる事も大事です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
雹が降って大きな被害が出て以降、一日中現場調査で走り回る日々が続いていて、運転する時間が増えてきたからか背中がパンパンに張ってしまっていました。母屋にマッサージチェアがあるので、夜はそこでマッサージしているんですが、それだけやとなかなか背中の張りが解消しなかったんです。それで家にあったハンドマッサージャーで一番張っているところを重点的にマッサージしたらかなり楽になりました。
落ち着いたら本格的に接骨院に通わないとかなぁ。

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とにかく「価格が安い」事だけが価値になっている気がします。

 

今年に入ってから特によく聞くのが「賃上げ」とか「デフレ脱却」という言葉ですが実際にはそんな言葉とは真逆に走っている実感があります。
自分が買い物する時に無意識に一番安いものを選んでしまっている事もあるんですが、それ以上にメディアから発信されている情報が「価格が安い」事が絶対の価値になっていると感じるからです。

 

品質が良すぎるのが原因でもあります。

 

なんでこんなに「安い」事ばかりが注目されるのかな?って考えてみたんですが、日本の商品やサービスってとにかく質が良すぎるんですよね。「より良いものをより安く」というのがこの30年の合言葉のようになっていて、それが当たり前やとサービスを受ける側も提供する側も思ってしまっているんですよね。
安心して使えるだけの品質のものばかりやから安いものでも問題ないって思ってしまっているんじゃないかって思い至りました。
でもそろそろそれも限界に来ています。

 

サービスを提供する側の立場に立ってみるのが大事です。

 

自分がサービスを受ける側の時にはとにかく安いものをと追及してしまいがちなんですが、いざ仕事になるとなんとか高く買って欲しいって思ってしまうのって矛盾してますよね。でもそれを矛盾と思えなくなるくらい、「より良いものをより安く」が染みついてしまっている気がします。
自分の仕事以外でもサービスを提供する側の立場の事を考えると安いだけが価値ではないって気付く事が出来るんじゃないかなぁ。
自分の仕事を高く買って欲しいなら人の仕事も高く買わないといけないって事やと思います。