姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年は雨が少ない時期に雨が続きます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は久し振りのものづくり大学での体験学習の指導の日でした。提供している体験が瓦葺き体験やのし割体験で、結構音も大きいし架台や瓦など室内でやるには運び込まないといけないものが重たい事もあって、前半は屋外での体験になるので夏場は避けてもらっているからです。前回が6月やったので5カ月近く空いた事になります。雨が思ったよりも早く降りだしたので出来るだけ生徒たちが濡れないように気を遣いました。

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台風は来ていないのに雨が多いです。

 

今年はというか今年も台風はほとんど来なかったですね。シーズン前は「今年は台風多いんじゃないか」と戦々恐々としていたのでちょっと拍子抜けです。ただ、遠くにある台風の勢力が強くてその影響で雨になる事が多くて台風が来ていない割には雨が多い感じですね。
稲刈りシーズンに雨が降らなかったのでかなり助かってはいるんですが、屋根の方は気温が下がってきて仕事がしやすくなっているのに現場を進められないのがもどかしいです。

 

雨が少ないはずの時期によく降っているイメージです。

 

10年ほど前までは梅雨時期とか台風シーズンに雨がしっかり降っていてそれ以外はそこまで雨が降らなかった印象があるんですが、今年は雨が少ないはずの季節に豪雨やったり長雨が続いたりしていて、雨が多い時期にはそこまで降っていない感じです。
1年や2年だけなら異常気象で済むんですが、最近は毎年のように異常気象と言っている気がします。これだけ毎年続くって事は気候が変わってきているって事で、今までと同じと考えたらダメって事ですよね。

 

「今まで通りで大丈夫」が一番危険です。

 

人間は「今まで通りで大丈夫」ってついつい思い込んでしまいがちです。「現状維持バイアス」っていうそうなんですが、実はこれが一番危険です。台風とか地震とかの災害の時もそうですが他にも外的環境が変化しているのに自分は今まで通りで大丈夫って思ってしまうんですよね。それで被害が大きくなったり大変な目にあったりします。
会社の経営でも同じ事が言えるので本当に「今まで通り」で大丈夫なのか常に疑っておかないと気が付いた時には手遅れになってしまいます。
変化を楽しむ余裕を持たないとですね。