姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自然の中から聞こえてくる音は音量大きくても不快に思わないのは人間も自然の一部やからです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
姫路では週末の雨予報が明日の夕方から明後日の朝方にかけてに変わってきました。所謂「親方日和」というやつですね。
仕事が終わった後に雨が降って仕事始まるまでにやむ雨の事をそう言うんですが、いい得て妙やと思います。仕事をしている人の中でも親方は仕事が捗るから嬉しいけど下に付いている人は休めなくて残念というやつです。私も職人仕事している時は雨が降ると現場休みになって嬉しいって思ってた時期がありました。今は段取り狂うから極力予報通りの天気になって欲しいです。

 

初夏は自然界が賑やかになってくる季節です。

 

自然界から聞こえてくる音というと秋の虫の音が代表例ですが、賑やかになってくるのは今の初夏の時期ですね。雨の量が多くなってきてあちこちに水が溜まって蛙が元気に鳴き出すし、鳥たちもひよひよといい声を聞かせてくれます。
雨音とか風で木々が揺れる音にしてもそうですが、動物の鳴き声とかも相当な音量になってもそれほど不愉快には感じません。
これって人間ももともと自然と共生してきた動物やからですよね。特に田舎で生まれ育った身としては都会の人工音に囲まれると落ち着かないです。

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都会から来た人は虫の音や蛙の声がうるさいって言います。

 

普段から田舎で生活していたら当たり前に聞こえる自然界の音ですが、都会から来た人は夜中になっても賑やかな田舎の夜に慣れないって話を聞きました。秋の虫の音も煩いって感じる人がいるみたいなんです。
話を聞いてるとそういう人の住んでるところは交通量の多い大通りやったり、鉄道の線路の近くやったりで自然界の音よりもよっぽど騒音に曝されているみたいなんですが、防音設備が完璧で窓を開けずに年中エアコンをつけて生活しているみたいなんです。
私は多分そんな生活が1ヵ月も続いたら体調悪くすると思うんですが、その体調悪いのも含めて当たり前になってるみたいです。

 

暑い時には暑いなりの、寒い時には寒いなりの生活が体には一番です。

 

最近の住宅事情では「ヒートショック」を防ぐのが健康のために一番いいって事になっているみたいです。暖房や冷房の効いた部屋から廊下に出た時の温度差が体に負担を掛けるので家全体を一定温度に保つ事が大事やって話をよく聞きます。
一理あるなぁって一瞬納得しかけたんですが、よく考えたら家の中にいる間はそれでいいですが、外出出来なくないですか??そういう家の玄関から外に出た場合って全館冷暖房していない家で部屋から廊下に出た場合よりも遥かに大きな温度差になってる気がします。ずっと家の中で引きこもりの生活をするならともかく仕事行ったり買い物行ったりという「日常生活」を送る限りは外出しないわけにはいかないですよね??
ヒートショックは確かに怖いけど、全館冷暖房ってやり過ぎやと思います。
便利や快適さと自然との共生とバランスの取れた所に居たいなぁって年々暑くなる夏を迎える度に思います。