姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

何百年も前に作られた刀がとても綺麗に残っています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先週末は寒かったのに今日は曇り空にも関わらず暖かかったですね。作業してたら汗かきました。冬支度をしようと思ってる時に暖かくなるとそのまま冬支度していいものか迷ってしまいます。今年は暖冬傾向やって予報が出ていますが、暖冬やと言っても冬は冬やと覚悟しておかないと暖かいはずって思って薄着してると寒暖差で体調を崩してしまいそうなので対応できる服装を考えないとですね。

 

「京のかたな展」最終日に滑り込んできました。

 

今年の夏くらいに京都の国立博物館で「京のかたな展」が開催される事をしって開催期間中に行きたいなぁってボンヤリと考えていたんですが、その後の台風連発ですっかり忘れてしまってました。仕事自体は日曜は休みにしているんですが、他の予定が入ったりしてて、京都に行く機会もなかったんですよね。
それで今月に入ってからふとチェックしてみたら11月25日が最終日になっていました。どのタイミングで行こうかとあれこれ考えていたんですが、ちょうど9月開催予定やったものが台風で延期になった瓦組合青年部の関西ブロック会議が11月の24日に京都で開催される事になっていたので、これ幸いと抱き合わせて最終日に滑り込んできました。

 

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開館時間に行くと長蛇の列でした。

 

昨今の刀剣男子のオンラインゲームやアニメのお陰で日本刀の人気が物凄く高まっているそうです。日本刀の展示っていうともっと年配の人とか男性ばっかりなイメージがあったんですが、最終日の開館時間までの間に出来ていた長蛇の列は若い女性が7割くらいになっていました。
私は元々刀剣には興味があったんですが、まさかこんなに女性に人気が出ているとは思ってなかったのでびっくりです。
それもそのはずで、この「京のかたな展」とのコラボ企画でゲームキャラの等身大パネルなどが展示してあるコーナーとオリジナルグッズの販売所まで作ってあったんです。

何百年も前に作られたとは思えないほど綺麗でした。

 

今回の展示の一番の目玉は天下五剣と呼ばれる5口の名刀のうちの1口であり国宝でもある「太刀 銘三条」、通称「三日月宗近」と呼ばれる1口の太刀です。平安時代に鍛えられた刀で徳川家所蔵になっていたものが個人所有になった後に東京国立博物館に寄贈されたとの事です。
10世紀から12世紀の間に作られたとの事なので何百年とか千年とか前に作られたものとは思えないくらい美しい刀身で国宝とか天下五剣とか言われるのも納得でした。
他にも重要文化財クラスの刀が一同に会していてこれほどの規模の刀剣だけの展示は初やったそうです。
千年近く経っても残っているってだけでも奇跡ですよね。