姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

お米は口に入るまでにかかる手間が八十八あると言われています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ラーメン屋さんの前を通ると冷麺の幟が出ているのを見かけました。暑くなってきたので冷たい麺が美味しいんですよね。コンビニでも冷麺がよく売れてますね。現場作業のお昼ご飯でコンビニに寄って買おうと思ったら選択肢がないくらい減ってしまってました。今の段階でも結構暑くて、もう熱中症患者が出始めているらしいので今年の夏も去年みたいに暑くならないかと心配になります。

 

秋にお米を収穫する為の準備が着々と進んでいます。

 

兵庫県でも北部の方ではGW明けた頃から田植えが始まります。私が住んでいる姫路市の南の方でも今月末くらいから田植えになります。父があちこちの人に頼まれて、小さい田んぼをたくさん引き受けているので1つの種類だけでは田植えの時期も収穫の時期も集中してしまうので、いろいろな品種のお米を植えます。
早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と分類するんですが、今月末に早生の田植えが始まって、10月半ばくらいに晩生の品種を収穫するまでは毎日のように水の管理や草刈りなどの世話をしなければなりません。

 

昔の人は八十八の手間をかけるといいました。

 

昔の人はお米を作るのに八十八の手間をかけるといわれていました。今は機械化が進んだのである程度手間は減っているはずですが、それでもかかる手間の多さはかなりのものです。
昔は農協から苗を買って田植えしていたんですが、数が増えてくると自分のところで苗から作る方が管理しやすい事もあって、今は種もみから苗を作っているんです。

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田んぼの数が少ない頃は私も手伝っていましたが父の友人が手伝ってくれるようになってきたので、会社の仕事に集中させてもらっています。

 

昨年収穫したお米も残り僅かです。

 

自分の家の分だけを作っていた頃は新米が獲れても前の年やその前の年のお米が残っていてなかなか食べられなかったんですが、たくさん作っていろいろな人に分けるようになってからは新米が収穫できる頃には古米はほぼ残らなくなりました。
有難い事にうちのお米を気に入ってリピートしてくださる人が多くて、毎年予約までして頂けるようになったんです。
田んぼが増えるにしたがって機械が大型化していったのでかなり効率的に農作業が出来るようになったけど、それでも夏の暑い時期にやらなければならない作業も多いので、そんな中で米を作っている両親には本当に頭が下がります。
今年もまた田んぼが増えたようなので秋の新米の予約をお待ちしております。