姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

やっと田植えが終わったようです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先週の雨続きが嘘のような快晴の1日となりました。むしろ天気が良すぎて暑くなってきたので、現場への資材の搬入やら現場調査で汗だくになりました。夜もそろそろ熱帯夜になりそうな雰囲気です。週末の豪雨で雨漏りが多かったみたいで、現場調査の依頼も増えてきてるので、熱中症にならないように気を付けないとです。

 

田植えと稲刈りは家族総出のイベントでした。

 

子供の頃、梅雨時期の田植えと秋の稲刈りは家族総出で一日かけてやるイベントやと思っていました。運転免許を持っていない小学生の時から田植え機やコンバイン’(稲刈り機)に乗せてもらって自分で操縦するのが楽しかったんですよね。ロボット感覚で。小学校の低学年の頃から手伝い始めてから家業に戻るくらいまで手伝っていました。まだ自分の家の田んぼだけやっていれば良かったので田植えも稲刈りも1日で終わっていたんですよね。日曜日が1日潰れてしまうけど、それでも1日で済むならと思って手伝っていました。

 

田んぼの数が増えて手伝いきれなくなりました。

 

私が30歳になる頃くらいまでは田んぼは2枚だけやったはずです。それがいつの頃からかちょっとずつ増えていきました。近所の人から頼まれて田植えだけとか稲刈りだけとか手伝ったりしていたんです。それが段々と田んぼの管理全般を頼まれるようになって、田んぼの数もどんどん増えていきました。
田んぼの数が5枚を超えるようになってくると流石に全部手伝うのが難しくなります。日曜だけでは作業が終わらなくて平日も農作業をしないといけなくなるからです。その頃は父が会社の代表をしていたんですが、流石に父と私の両方が仕事から抜けられなかったので、私が会社の仕事を引き受けるようになったんです。

 

田植えも稲刈りも1ヵ月近くかかります。

 

田んぼの数が多いので、同一品種ばかりを作ると田植えも稲刈りも一時に集中してしまうんですよね。そして農作業は天気に左右されてしまうので、作業出来ない日がある事も考えると、田植えにしても稲刈りにしても全部やるのに1ヵ月近くかかってしまいます。特に稲刈りはある程度乾いていないといけないので雨が降ると2~3日は乾かさないといけないんです。乾燥機の容量もあるので、なかなか刈り取ってすぐに次の田んぼというわけにはいきません。
田植えにしても田んぼに水を入れるには自分の田んぼよりも水上にある田んぼに水が入ってからという順番があるので、なかなか自分のタイミングだけでは出来ないんです。
そんな事情もあって、今日、やっと田植えが全部完了したみたいです。今年はタニシに苗を食べられて植え直したりした事もあって、本当に1ヵ月ほどかかったみたいです。

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本格的に暑くなる前に済んだので両親もホッとしていますが、2ヶ月半くらいしたら稲刈りが始まるのでゆっくり出来るのはほんの少しなんですよね。
お米作るのは大変です。