姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

花粉や黄砂など屋根にはいろいろな物が降り注ぎます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
卒業式のシーズンですね。先日も駅近くの市民会館で卒業式らしき風景を見かけました。男性はスーツで女性の多くは袴姿です。どこかの大学か専門学校かな??私は高専の時の卒業式は辛うじて覚えていますが、大学の時の卒業式ってあまり記憶に残っていません。学内ではなく市内のどこかのホールで開催されていたような気はするんですが引っ越しの準備の事もあってバタバタしてた事を覚えているだけです。考えてみたら学校関係の卒業式に特別な思い出がないんですよね。成人式も雨が降ってたって事しか覚えてないです。20歳前後の自分には何かあったんかな??

 

春は花粉や黄砂が降り注ぎます。

 

屋根は太陽光や雨、雪だけを受け止めるわけではありません。春の今頃からは花粉や黄砂なども受け止めます。線路の近くやと電車が通る時に削る線路の鉄粉、海の近くでは海風に含まれる塩分なんかも蓄積されていきます。
線路や海の近くでは赤い瓦やと思っていたらシルバーやったって事もかなりよくあるんです。
そして瓦と瓦の隙間にそういう微粒子が蓄積されていって埃になると毛細管現象を起こして雨漏りする事があるんです。

 

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太陽光発電パネルは雨では綺麗になりません。

 

そして屋根の上に上がっている太陽光発電パネルについてはもっと明確に埃などが蓄積していきます。雨で流されて綺麗になるから大丈夫っていう謳い文句を掲げているところもあるみたいですが、実際のところ、雨では綺麗になりません。
今の時期の車が雨が降るとめちゃくちゃ汚くなるのと同じ原理です。太陽光発電パネルが本当に綺麗になるなら車も雨が降る中で外に置いていたら洗車の必要はないですよね。家の窓も雨で綺麗なるなら窓ふきする必要はないはずです。でも車も窓も定期的に綺麗にしないとめちゃくちゃ汚くなります。

 

定期的にメンテナンスする事をオススメします。

 

太陽光発電システムを販売している会社の中には定期的にメンテナンスしないといけないってきちんと説明している所もあるかもしれませんが、ほとんどはそういう説明はないと思います。いかに発電効率が良いかとか発電した電気がいくらで売れるから何年くらいで元が取れるとかそういう説明が大半になっているんじゃないでしょうか?
少なくとも私が太陽光発電システムについての講習を受けていた時にはそういう事しか説明していませんでした。
どんなものでもメンテナンスフリーは有り得ません。長く使っていると経年劣化で効率も落ちるし、汚れが蓄積して発電しない場所が出てきたりもします。少しでも長く使うためには定期的にメンテナンスする事をオススメします。