姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

部屋が明るいという事は夏は暑いという事です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日久し振りに天下一品のこってりを食べてきました。昔はこってり過ぎてあまり好きではなかったんですが、今は美味しく感じてたまに無性に食べたくなります。あっさり系のラーメン食べる時にはチャーハンとかご飯ものを頼む事が多いんですが、天下一品のこってりはご飯系を一緒に食べると後で後悔するので我慢する事にしています。

 

西日が当たると部屋がサウナになります。

 

会社のトイレも家のトイレも建物の西側に位置しているんですが、今の時期は15時以降にトイレに入ると完全にサウナになっています。個室に入ってしまうと5分居るだけで汗だくになるくらい暑いんです。同じように建物の西側にある建物も西日に照らされてめちゃくちゃ暑くなっています。基本的に家で普段過ごしている居間は東側にあるので西日の影響をほぼ受けないんですが、それでも仕事を終えて家に帰ると暑いんですよねぇ。それが西日があたる部屋となるとほんのちょっとの時間入るだけでも耐えられなくなります。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20190807210802j:image

 

新築の家は軒の出が浅いんです。

 

新築の家を工事させていただく時に最近特に感じるのが「軒の出」が浅いなぁって事です。軒の出を浅くして窓を大きくする事によって部屋を明るくするというのがここ20年くらいのトレンドになっています。
部屋が明るいって事はそれだけ太陽光が入ってくるって事ですね。そして太陽光が入ってくるという事は部屋が暖められるという事なんです。昔の家に比べてエアコンの消費電力が下がった事と建物の気密性が高まった事で効率は良くなったんですが、エアコンを使わないとその部屋で生活する事が出来なくなっているんです。
冬は暖かいんですが夏はエアコンがあっても暑いんですよねぇ。

 

私は軒の出が深い家の方が好きです。

 

古民家に入ると玄関に入った瞬間から気温が変わったって感じた事ありませんか??部屋の間仕切りが障子や襖だけで家全体が1つの大きな箱になっているので熱容量も大きいんです。新しい家は部屋が壁で区切られていて気密性が高いので熱容量が小さい箱がたくさん集まってる状態なんですよねぇ。
そして軒の出が深い分太陽光が家の中に入ってこないので家全体が涼しくなるんです。昔の家は梅雨から夏場にかけて過ごし易い家になっているんです。最近の家は年中一定の温度になるように考えられています。どちらが正しいとかどちらが優れているとかは好みやと思うんですが、私は個人的に軒の出が深い古い家の方が好きかなぁ。夏の暑い時期やのに家の中でひんやりした空気になってる土間とかに居るのが好きなんですよねぇ。最近はそういう家も減ってしまいましたが。