姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

グリーンカーテンが意外といい仕事をするんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
いよいよ明日、高校野球夏の甲子園が開幕します。兵庫県代表の社高校は大会4日目の第4試合で岐阜県代表の県立岐阜商業高校と対戦が決まっています。ただ、県岐阜商、開会式は主将だけの出席なんだそうです。複数の選手が体調不良との事で対戦を前に心配です。順調に行くと来週の火曜日の試合となるはずなので、それを楽しみに待ちたいと思います。

 

最近の家は軒が浅いので家の中は明るいです。

 

最近の新しい家は出来るだけ家の中の面積を大きく取るために屋根の軒の出がかなり浅くなっています。そして窓を大きくするので部屋の中はかなり明るくなるんですよね。
特に板金屋根の家の場合は軒の出が全くない家もあります。敷地いっぱいに建てられるし天井高も高く出来るので室内がとても広く感じるのがメリットなんです。
でも夏場に家の中が明るいって事は直射日光が入るという事で、これはめちゃくちゃ暑くなるんですよね。エアコンで部屋の中を冷やしていても直射日光が物に当たるとそこから赤外線が出るので段々温度は上がっていくんですよね。

 

軒先からの雨漏りの心配もあります。

 

軒の出がないという事は雨が降った時に一番流れる量が増えるのが壁の所になるという事です。そうするとすぐに雨漏りに直結するんですよね。そしてそういう構造の場合、我々では雨漏りを止める事が出来ない事も多いんです。
軒先が壁から離れていたら家の中に雨が入る心配はしなくて済むんですが、軒と壁が接していると雨の量が多くなったら雨漏りになる可能性がめちゃくちゃ高くなるんです。
何事もメリットだけでは済まないって事ですね。

 

夏場はグリーンカーテンがいい仕事をします。

 

軒の出がない家に関しては完成してからやと何も出来ないんですが、窓が大きい部分に関しては後からでもいろいろとやれる事があります。立て簾をつかって日光を遮る方法や家の中に遮光カーテンを取り付けるなどですが、私の一番のオススメはグリーンカーテンです。窓の外にプランターを置いてそこにゴーヤなどの植物を植えるんです。そしてプランターから窓の上に向けてネットを貼っておけば後は蔓が勝手にネットを伝って窓を覆ってくれるんです。そしてゴーヤなどの収穫物もゲット出来るんです。
ちょっと出来過ぎる事もあるけど、そういう時はご近所さんにおすそ分けしたらいいんです。これでかなり日光を遮る事が出来るし、冬場は枯れて日光が入るようになるんです。
うちは母屋と事務所の休憩室にグリーンカーテンを装備しています。

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