姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

現場監督の仕事はかなりの激務です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、嫁さんがラジオの懸賞に応募して当たっていました。今回は卵かけご飯の醤油です。懸賞なんて当たらないと思っていましたが、そもそも出さなければ当たらないんですよね。積極的に出してみたら意外と当たるものみたいです。私も結婚してからは懸賞やアンケートでいろいろ当たるようになりました。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20191003223529j:image

 

現場監督が足りていないようです。

 

来年に迫った東京オリンピックの関係で特に関東圏の建設業は建設ラッシュを迎えていて、建設現場では慢性的な人手不足に陥っています。もともと建築関係の仕事をしている人はどんどん減っているので、仕事が集中する関東圏に職人も監督も集まってしまって地方では人手不足がより深刻になっています。
そして職人だけでなく現場監督も足りなくなっています。もともと建設関係の仕事の景気がいい時代でも現場監督の仕事は激務で人の入れ替わりがかなり激しかったんですが景気の後退で人員整理があって、一度減ってしまったせいで余計に仕事が集中しているんです。

 

大きな現場になればなるほど完工時の達成感は大きいです。

 

大きな工事現場の仕事は期間も長くなって、仕事量も増えるんですが工事が完了した時の達成感は物凄いんです。私自身も少しだけ現場監督の経験がありますが、1年かかった仕事の工事が終わってビルがオープンした時の達成感は大きかったですね。
就職1年目なのでそれほど大した仕事は出来なかったんですが、それなりの自信になりました。
残業時間はエラい事になってたし、なかなか休みは取れないので長く続けられませんでしたが。

 

人が足りないと仕事が増える悪循環です。

 

現場監督ってどんな仕事をしてるかというと、建築現場の工程や安全の管理です。最初に作った工程通りに進められるように各職種の職人さんや資材の段取りをしたり、現場に入る職人さんへの安全指導ですね。それと設計図面から施工図面を作ったりもしています。工事の仕様が決められた通りになっているか確認するための写真を撮影してまとめるのも仕事です。
私が現場監督をやっていた時の現場では1年で30000枚くらい写真を撮って、その中から2000枚くらいをアルバムにまとめました。最後の完了検査の時に提出しないといけないんです。結局写真を確認する時間って5分くらいやったので2000枚全部を見る事もなかったんですが、もしその建物に何か問題が起きたら仕様を確認しないといけないので必要なんですよね。
でもこれも人が足りていてこそ出来る仕事です。人手が足りないと1人1人が担当する仕事が増えて残業時間が増えて仕事を辞める人が増えるという悪循環になっています。
そろそろ何か根本的な解決をしないとです。