姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

遮熱シートを屋根裏に貼ってみました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
何やら昨日からうがい薬が大人気のようですね。大阪の吉村知事がうがい薬にコロナの予防効果があるって発言した事が一気に広がったみたいです。あっという間に薬局からうがい薬がなくなってしまったとの事でした。実際にうがい薬にそんな効果があるのかどうかは分かりません。情報に踊らされているなぁって感じます。

 

真夏は屋根からの輻射熱が大きいです。

 

今日もめちゃくちゃ暑かったですね。気温の高さもやけど日差しも強くて夏真っ盛りって感じでした。予報ではお盆のあたりまで暑い日が続くみたいで、猛暑日になる日も出てきそうな感Jいです。
事務所も家も暑くて最近はエアコンをつける事に躊躇いがなくなってきました。気温そのものも高いんですが、屋根とか壁が太陽光に照らされて熱せられた温度が部屋の中に入ってくる輻射熱が大きいんです。

熱の移動は3種類です。

 

学生時代の物理の授業で「熱移動の3原則」って習います。実際に授業を受けている時はその授業が実際に生活に関わってくるとは思っていなかったのであまり熱心にはしていませんでした。
熱が移動するのは「対流」「伝導」「輻射」の3つしかありません。「対流」というのが空気の流れで移動するもの。エアコンの冷たい空気をイメージすると分かりやすいですね。「伝導」は物質を伝って移動するもの。料理する時のフライパンのイメージですね。そして最後の「輻射」が一番イメージするのが難しいんですが、太陽光などで熱せられた物体から発生した赤外線などの電磁波で熱が移動するものです。炬燵が暖かくなるのが輻射ですね。

 

屋根裏に遮熱シートを貼りました。

 

何年か前から遮熱シートを仕事でも使うようになっているんですが、良いモノなのは分かっていても、その効果を自分が体感していなかったらなかなかお客さんにも説明し難いので、家に遮熱シートを施工したいなぁって話をしていたんです。
幸い私が住んでいるのは会社の事務所の2階でしかも天井裏収納があるので屋根裏にも入れるようになっているんです。でも仕事にかまけてなかなか貼る時間が取れないまま2年ほどが過ぎてしまいました。今年は梅雨も長かったし、本格的に暑くなるのはこれからやから、それまでになんとかシートを貼らないとって事で日曜の朝イチ、まだ気温が上がり切る前に頑張りました。実際の温度がどれくらいになっているのかはまだ測定してないんですが、体感としてはエアコンの効きもよくなったし外出先から帰った時の暑さもかなりマシな感じです。施工前の屋根裏の温度はこんな感じです。施工後の実際の数字がどうなっているのか楽しみです。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20200805204300j:image