姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鯱を小学校に届けてきました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夕方に会社の前をけたたましくサイレンを鳴らしながら消防車が走っていきました。火災を示す鐘の音が鳴っていたので消防団も出動かな?なんて思いながら場所を確認したら近くの老人福祉施設なんです。ここが過去にも何度か通報があって全部誤報やったので、「また誤報かな?」って思ってたら後続の消防車や救急車、化学車まで走って行ったので慌てて着替えようと家に戻ったんです。結局着替えている最中に「誤報でした」との連絡があったんですが、オオカミ少年にならないかちょっと心配になりました。

 

鯱が焼き上がってきました。

 

11月の中頃に小学校で鯱作り体験をして12月の初旬に淡路島の窯元に焼成のために持ち込んだ鯱が焼き上がってきました。と言っても引き取りに行ったのは2月の中頃の事でした。その後私がバタバタしていて小学校に持っていけていなかったんですが、今日ようやく持って行く事が出来ました。
焼き上がりましたと先生に連絡を入れたら、先生がすごくうれしそうに返事をしてくれたのでこちらも嬉しくなりました。

 

生徒の手に渡るのは明日だそうです。

 

学校に持ち込んだのが放課後やったので、校庭で遊んでいる生徒も多かったけどそれぞれが作った鯱が手元に届くのは明日になるそうです。
それでも校庭に残っていた生徒の中で5年生の子は届いたと聞いて学校の玄関まで飛んできていました。流石にそこでは触らせてもらえなかったみたいですが、明日どんな顔で受け取るのかと想像するとそれだけで楽しくなりますね。
残念ながら生徒たちが受け取る瞬間を見る事はかなわないんですが、近所を散歩するとあちこちの家の玄関先に鯱が飾ってあるのでそれだけで大事にしてもらってるって分かります。

 

後11年は続けないとです。

 

これまでも出来るだけ長い事鯱作り体験は続けたいなぁって思っていたんですが、朔矢が生まれたので最低でも後11年は続けないとっていう目標が出来ました。やるかやらないかを決めるのは基本的には学校側なのでこれまでは「どうしますか?」って問い合わせる程度やったんですが、今年からはちょっと積極的に「いつにしますか?」って問い合わせるようにしようかな?(笑)
私が小学生の時に親父が始めた鯱作り体験を孫が経験するというのはちょっとスゴイ事なんじゃないかなぁって思います。今年焼き上がった作品は梱包されたままなので写真は30年以上前に初回の鯱作り体験で私が作ったものです。

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