姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年も明石高専建築会が卒業する学生の卒研を審査します。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
一昨日くらいの天気予報では明日が雨予報やったんですよね。その予定で仕事の段取りを組んだのに蓋を開けてみると今日は朝というか明け方から雨でした。そして午前中に降ったらその後は天気が回復するという予報やったのに夕方までずっと降ったりやんだりと鬱陶しい天気です。天気に文句を言っても始まらないのは分かっているけど、天気に左右される仕事をしていると恨み言を言いたくなってきます。

 

高専生は「生徒」ではなく「学生」なんです。

 

高専は正式には高等専門学校といいます。兵庫県では神戸高専と明石高専があるんですが、一般的に高校に入学するのと同じ年齢で高専に入学するので高校と同じように扱われているんですが、分類としては短大や大学と同じ高等教育機関に分類されます。
分かりやすくいうと高校生までは「生徒」で高専生や短大生、大学生は「学生」なんです。私が高専に入学した時に一番最初に言われた言葉でもあります。今思えば中学を出たばかりの子供にエラい事を言ってるなぁって思いますが、それくらいきちんと自分の「責任」を意識しなさいということなんですよね。

 

高専には卒業研究があります。

 

そして5年生になると卒業するために「卒業研究」を提出しないといけません。学生が研究するテーマによって論文やったり設計やったりはするんですが、何せ大学と同じように試験だけでなく研究成果をまとめて発表しないといけないんです。
私は高専から大学に編入して大学院まで行ったので卒業研究は全部で3回提出しています。全部論文やったんですが、高専の時は40ページ、大学で50ページ、大学院で60ページの論文を書きました。それぞれの段階で勉強した事を精一杯詰め込んだんですが、今の学生の研究を見せてもらうと自分のモノが恥ずかしくなります。

 

OBが卒研を審査して賞を出しています。

 

今回で第8回となる「建築会賞」は学生が高専生活5年間の集大成である卒業研究を卒業生のOB回組織である「明石高専建築会」が審査してNo.1を決定する催しです。
例年であれば学生が卒業研究を発表する「卒業研究展」の期間中にその会場で公開審査をして決めているんですが、昨年も今年もコロナの影響で大勢が集まる事が難しいのでオンラインによる審査をする事になりました。

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その審査を今年は今月14日の日曜日に開催されます。いろいろな分野で活躍している卒業生がオンラインで集まって審査します。今の学生のレベルの高さがよく分かる審査会になっています。興味があるOBの方は当日に建築会のfacebookでライブ配信を行うので是非チェックしてみてください。