こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、明石高専建築会の建築会賞を決めるための事前審査に参加しました。オンラインで卒業生が提出した設計や論文の梗概と発表用のポスターデータを観て、当日にどの学生に発表してもらうかを審査員をお願いしたOBの方が選定していく審査です。今年の学生はコロナの影響をモロに受けているようで、設計や論文の作成にもかなり苦労した後が伺えましたが、それでもかなりの高レベルです。次の日曜日の発表本番が楽しみです。
土筆なんてそこら中で採れるものでした。
私が子供の頃は道路はアスファルト舗装されていましたが、路肩部分はまだまだ舗装がされていない部分が多くて、人が歩く場所は土がむき出しになっていました。通学路になっている道の端には季節によって蓮華やったり彼岸花が咲いていて、冬場には霜柱も立っていました。
土筆もそこら中に生えていて、学校からの帰り道で土筆を採ってかえったら「袴掃除が邪魔くさいのに」って文句を言われながらも、それが夕飯の食卓に上がってたりしてたんですよね。
舗装されていない場所を探す方が難しくなっています。
私が住んでいる近辺は田舎なので開発も物凄くゆっくりやったんですが、それでも少しずつ都市化が進んできて、車の交通量が増えるに従って道路幅も広くなっていって舗装された路肩も増えていきました。
道路の端もコンクリートで補強されてしまって、舗装されていない路肩を探す方が難しくなってしまいました。
それが近年の大雨の時の土砂災害や洪水に繋がっているんじゃないかって思うんですが一度始まった都市化は止まらないですね。
我が家の近所も田んぼだらけやったはずがいつの間にか田んぼがなくなってしまいました。
敷地内で土筆が採集出来ます。
それでもまだうちの敷地内には土の部分を残してあります。夏場の雑草はなかなかスゴイ事になりますが、今の時期には土筆がちょこちょこ生えてきています。
以前は今よりももっと土筆も多かったし、会社の倉庫の裏も田んぼやったので10分ほどでスーパーの買い物用のビニール袋に満杯になるくらい土筆が取れていたんですが、今ではその1/10も採れればいいほうです。
それでもまだ野生の土筆に触れられる環境があるだけ恵まれてるのかもしれないなって最近は思うようになりました。
大人になって土筆の苦みが美味しいと感じるようになってきたんですが、それもだんだんと食べられなくなっていくんでしょうね。