姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

専門用語を説明するのはとても難しいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝は目覚ましのアラームよりも先に寒く感じて布団を探して目が覚めるくらいやったのに昼間になるとめちゃくちゃ暑いんですよね。午前と午後で現場調査3件回ったんですが、1件だけで汗だくになってしまいました。
夜は寝る時には暑いので寝間着に何を着るかも難しい時期です。

 

業界内にしか通じない専門用語ってどこにでもあります。

 

どんな業界でもその業界内でしか通じない専門用語というのは必ずあります。長く業界にいるとそれが一般名詞やと勘違いして当たり前に口に出して「それ何?」って聞かれた事がある人は多いんじゃないでしょうか?
建築業界は特にそういう言葉が多いんですが、建築業界内でも更に細かく細分化された業界があって、建築業界内でも通じない言葉というのがかなり多く存在するんです。
1軒の家を建てるのに大工さんや左官屋さん、瓦屋さんに電気屋さん、水道屋さんと数えていけば10以上の業種があるんですが、全部の業界用語が完全に分かる人っていないかもしれません。

 

お客さんに説明する時には専門用語を使わないようにしています。

 

雨漏りの修理や屋根のリフォームの見積もり依頼で現場調査に行った時にお客さんに状態を説明したり、工法を説明したりする時には出来るだけ専門用語は使わないように気を付けているですが、これがなかなか難しいんです。
普段、職人さんと打ち合わせして段取りしたり工事したりする時に当たり前に使っている言葉なので、ついつい知られている言葉やと思ってしまうんですよね。父よりも上の世代の人やとその言葉が通じてしまうというのも勘違いの原因かもしれません。

 

図に描いて説明するとすぐに理解してもらえます。

 

今日も雨漏りの原因について一所懸命言葉を探しながら説明していたんですが、お客さんがメモ用紙を出してくださったので、そこに図を描いて説明したんです。そしたらそれまで説明が難しくて説明しているこちらも聞いているお客さんも困っていたのが一瞬で解決しました。
そういえば昔、父がお客さんに説明する時にも図を描いて説明していたんですよね。

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私自身もその時の図を覚えていて、何回も描いていた図やったので、殴り書きに近い略図で描いたものでも分かりやすかったみたいです。
言葉で説明するのが難しい場合に備えてもう少し分かりやすく図を描く練習も必要かもしれません。