姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

瓦を100枚ほど積むと軽トラは積載量いっぱいになります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夏休みの夕方になると地元の子供会が帰宅放送というのをやります。「6時になりました。後片付けをして早く家に帰りましょう」がずっと定型文やったんです。それがここ最近は「私たちを見守ってください」という感じに変わりました。時代の流れというかあまり外で遊ぶ子供もいなくなって放送する意味が変わってきたんですね。
私が子供の頃と比べても暑さが段違いなので外で遊ぶ子がいないのも当然かもです。

 

軽バンや軽トラの積載量はだいたい350kgです。

 

軽トラの荷台というと結構広いのでいろいろと荷物を載せられると思いがちなんですが重量的にはあまり大した量を載せる事は出来ないんですよね。最大積載量が350kgなんです。軽バンでも同じくらいかな。とは言っても軽バンよりは軽トラの方がなんとなくたくさん載せられるイメージです。
結局人間が乗るスペースがあるかないかだけで重量的には変わらないんですよね。

 

瓦は1枚3kgちょっとです。

 

ちなみに和瓦は1枚あたりがだいたい3kgちょっとです。メーカーや産地によっても誤差はあるんですが、3.2kgとか3.3kgとかが多いかな。平板瓦になると1枚が大きいのでもう少し重くなります。
そうすると軽トラに載せられる枚数が100枚ほどになってしまうんです。100枚って聞くと結構な数に思えるかもしれませんが、葺き替えや新築などで使う瓦となると1軒あたりの枚数は平均すると2000枚から3000枚になります。修理工事でも100枚程度なら1日で使い切ってしまう程度の枚数なんです。

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狭い現場では軽自動車で何回も往復する事もあります。

 

2tダンプや3tダンプが入って行って駐車できるスペースがある現場の場合はまだいいんですが、進入路が狭かったり、現場に駐車場がない場合などは軽自動車で現場に行くしかありません。そうなってくると材料を運ぶのに軽自動車で何回も往復しないといけなくなるんですよね。
瓦を100枚積んで現場に行って、それを下ろしたらまた会社に戻って材料を積んでってやっているとあっという間に時間が過ぎます。積載オーバーにならないように1日分の材料を積んで現場に行けるように段取りするのも大変なんです。