姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

古くても良いものは長持ちするんですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
会社としては今日は休みなんですが、私自身は田んぼの事とかもあって結局1日事務所に居ました。半分仕事しながらのんびりしてた感じですね。明日は田んぼの関係で昼イチから溝掃除に行かないといけないので、GWと言ってもゆっくり出来たのは実質は昨日までやった感じです。でもあんまり長い事休んでしまうと調子を戻すのも大変なのでこれくらいで良かったかなって思います。

 

従弟が兜飾りを持ってきてくれました。

 

朔矢の初節句に当たって、長浜の義両親が兜飾りを贈ってくれたのは昨日ブログにしたんですが、実は従弟も兜飾りを持ってきてくれてたんです。それは私の祖母が従弟が産まれた時に初節句で贈ったものらしく、日付は昭和61年になっていました。私が産まれた時に母方の祖父母からもらったものは残念ながら火災で焼失してしまってるのでそれに近い年代のものが出て来た事にびっくりしたけど、嬉しかったです。

 

めちゃくちゃ大きくて飾るところに困るレベルです。

 

持ってきてくれた兜飾りは兜だけでなく鎧まで一式あって、雛飾りのように段々の台や他の飾りまであるとても豪華なものです。流石に布製の部分や紙製の部分はかなり劣化が進んでいたり変色したりもしているんですが、それ以外の部分はあまり気にならないレベルでした。
ただ、全部飾るとめちゃくちゃ大きくて飾るところに困るくらいです。大きい方は母屋の座敷に飾っておいて、長浜の義両親から贈ってもらったものは自宅の方に飾ろうと思っています。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20230506185208j:image

 

古くても良いものは長持ちです。

 

持ってきてもらって、飾りつけをしている時にあれこれ触ってみたんですが、本体部分に関してはそれほど劣化もないんですよね。ただ、35年以上前のものなのでそれなりの傷みはあるんですよね。昔はこういうのも綺麗に直して受け継げるように良いものを贈っていたんやって事がよく分かる品です。
ずっと大事にしてもらってたみたいなので、どこかで綺麗に洗濯できるなら洗濯してこれから先の世代に受け継いでもらえたらいいのになぁって思った端午の節句でした。