姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

ニュースレターをお届けしたお客さんから連絡がありました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、神戸の商店街を歩いた時に以前登録文化財への登録作業の手伝いをしたビルの前を久し振りに通りかかったんです。前面は商店街の中なので外壁が塗装されているというのは分かっても相変わらず1階部分しか見えなかったんですが、少し離れてから振り向くと、前は隣にビルが建っていて分からなかった全体像がビルの解体に伴って見えるようになっていました。蛇腹の扉で手動のエレベーターが現役で稼働している「松尾ビル」という建物です。築100年ほどの鉄筋コンクリート製のビルはかなり珍しいんです。オーナーの方が拘って残されているので久し振りに見る事が出来て嬉しかったです。

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年に4回ほどニュースレターを送付しています。

 

3年ほど前から「目標年4回」でこれまで工事をさせて頂いたお客さんにニュースレターを発行してます。内容は私の個人の事や瓦の事、防滑の事の他に社員紹介などで記事は8割方私が考えて書いていて、そのうち半分くらいは手書きにするようにしています。
私が個人的に受け取ったニュースレターでもパソコンなどのフォントで書かれたものってなんとなく後で読もうって思って横に避けて結局読まないまま放置している事が多くて、逆に手書きのものは「どんな事が書いてあるんやろ?」って興味を惹かれている事に気付いたからです。

 

仕事の話はしても「セール」などの情報は入れないようにしています。

 

瓦や防滑の話などの仕事の話も記事のネタとしてコーナー化して毎号入れるようにしているんですが、気を付けているのは「今なら〇円」とか「〇割引」など「売り込み」と思われるような文言は入れないようにという事です。
お客さんに出すものやからとついつい入れがちになってしまうんですが、それをすると受け取ったお客さんから「またセールか」とか「仕事をください」とかって思われてしまって最終的に読んでもらえなくなってしまうと思ったからです。

お客さんから電話を頂きました。

 

ニュースレターを送付しているお客さんから電話が掛かってくる時というのは宛先にしている方が亡くなられたりして受け取る人がいなくなったからもう送ってもらわなくてもいいです。という内容の事が多いんです。でもたまに凄く嬉しい電話の時もあります。先日も夕方に電話が掛かってきて、話を聞いてみると私が会社に戻ってすぐくらいに修理工事でお邪魔したお客さんでした。「毎号ニュースレターを送ってもらって、いつも楽しみに読んでいます。先日も新しいものが届いて凄く嬉しくなって思わず電話をしてしまいました」という内容でした。
私の字があまり綺麗ではないので、お客さんにちゃんと読んでもらえてるのかと心配になる事もあるんですが、こういう連絡を頂くと凄く嬉しいですね。モチベーションも上がるしやっていてよかったって思います。反応があるとちゃんと伝わっているという事が分かって続ける原動力になりますね。