姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

技能グランプリの見学に行ってきました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
瓦組合の青年部の旅行から帰ってきました。たまには旅行してホテルとかに泊まるのも悪くはないんですが、たいていのホテルはシステムバスになっていてあまりゆっくりとお風呂に入る事が出来ないんですよね。個人的には部屋にゆっくり浸かれるお風呂がある宿が一番いいけど、それどころか大浴場があるホテルですら少ないんですよね。ゆっくり浸かれるお風呂があるだけでかなりポイント高いと思うんやけどなぁ。

 

第32回技能グランプリの見学に行ってきました。

 

青年部の旅行の目的の1つに技能グランプリの見学があります。今年の開催地は北九州市の小倉です。技能グランプリは2年に1回、厚生労働省中央職業能力開発協会、全国技能士会連合会が主催して様々な業種の技能士がその技能を競うイベントです。ちなみに全瓦連が主催する技能グランプリも昨年までは2年に1回、全業種のグランプリが開催されない年にやっていたんですが、コスト的な問題と参加者の減少で来年の中止が決定されています。

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今年の参加者は8名でした。

 

今年、技能グランプリのかわらぶき職種に出場したのは新潟、静岡、愛知、岐阜、三重、京都、福岡、熊本から8名です。競技時間は1日目6時間30分、2日目4時間10分で合計10時間40分です。決められた架台を決められた電動工具とハンマー鏨などだけで葺きあげる競技なんですが、出場する選手は仕事をしながら3カ月とか4カ月、練習を重ねて本番を迎えるんです。
技能検定にも似ていますが、出場資格があるのは技能検定1級に受かって1級技能士を名乗れる人だけなんです。

 

全国各地から仲間が集まっています。

 

今回のグランプリで私自身は見学に来たのは6回目です。毎回全国各地から集まる仲間と交流できるのが楽しいんですよね。出場している選手がいる都府県では当然、そのバックアップや応援に来ているし、選手が出場していないところからでも見学に来ている人は多いです。大先輩から後輩までグランプリに来たらいろいろと話が出来る仲間が集まっているので楽しいんです。
青年部を卒業するとイベント関係で他府県の人と会う機会は減ってしまうので、こういう機会は本当に貴重になりますね。
成績発表は明日なのでまだ誰が優勝しているのか分からないんですが、どんな結果になっているのか楽しみです。