姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

空き家が900万戸を突破したらしいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、X(旧Twitter)でプラモデルのプレゼント企画というのをやっていたので応募してみたんです。作ったガンプラを投稿してたら同じようにガンプラを作る人と繋がりが出来て、ガンプラ関連のポストが流れるようになってきて、その関係で知った企画です。もともとそんなにくじ運が強い方ではないけど、応募しなければ当たらないと思って似たような企画を見つけたら応募しているんですが、それに当選しました。DMが来た時は驚いたんですが、当たるものなんですね。そしてやっぱり当たると嬉しいですね。いろいろ積みプラあるのでまた少し先になるけど作るのが楽しみです。

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空き家がどんどん増えているみたいです。

 

10年ほど前から空き家が増えている事が問題になっていました。その時は全国に800万戸の空き家があると言われていたんですが、今回の調査では空き家は900万戸になっていたそうです。
調査は5年に1回行われていて、前回の調査では850万戸やったのが51万戸も増えていたそうです。
仕事をしていても空き家の雨漏り修理とかの割合が増えていたので、実感と数字が一致した感じです。

 

相変わらず新築住宅は増えています。

 

私が瓦業界に入った時に一番最初に思ったのが「毎年100万戸以上の新築住宅が増えているのはおかしい」です。マンションも含めてですが新築の住宅が増え続けたら住宅が余ってくるのは当然ですよね。
当時はまだ人口が増えていた時代ではありましたが、人口が頭打ちになっても相変わらず新築住宅が増えているので空き家が増えるのも当たり前です。
税金を徴収する口数を増やすには世帯が増えるのが一番手っ取り早いけど、そうなると核家族化が進んで、人口は絶対に減ります。

 

空き家の活用はとても難しいです。

 

空き家の活用と一口に言ってもとても難しいんですよね。最近一番よく聞くのは古民家カフェなどの店舗にするケースですね。他には介護施設系などもよく聞きますが一般住宅を転用しようとするとリフォームがかなり大変です。
そして何よりも活用を阻んでいるのが空き家に残った「家財」です。かなり多くの空き家で家財道具などがそのまま残された状態になっているんですよね。
個人的には家財などを処分して建物だけになっている住宅は「中古住宅」やけど家財などが片付けられていなくて残ったままのものは「空き家」と分類しないといけないと思っています。「中古住宅」は流通に乗せられるので購入する人もいるけど「空き家」の状態では誰も使えないですよね。ちゃんと「中古住宅」の状態に出来れば少しは空き家も減ると思うんですが、それでも新築の方がいい人が多いんかなぁ??