姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年もジャンボタニシに苦労しそうです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
うちの昨年のお米の収穫量は水の管理が出来ていなかった事やジャンボタニシの影響などもあって、かなり少なかったんです。でもどうやら少なかったのはうちだけではなかったみたいでいろいろなところからお米が余っていないかという問い合わせがあるんです。今年の収穫量がどうなるかは半年経ってみないと分からないですが、食料不足になる可能性も考えないとですね。

 

毎年恒例の溝掃除に行ってきました。

 

毎年5月の第2日曜日は町内の溝掃除と決まっています。とは言っても私が出るのは今年で2回目なんですが。田植えの準備段階で田んぼに水を入れるんですが、その時に水路に泥が溜まっていたり水路回りの草が流れて水の流れが滞ってしまったりもするので溝掃除は大事なんですよね。
去年も今年も雨の中での溝掃除になってしまいました。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20240512182030j:image

 

水路の底にはジャンボタニシが大量です。

 

昨年は本降りの雨の中でかなりの水量の中溝掃除をしたので気付かなかったんですが今年の溝掃除では降り始めで水量も少なかったので水路の底にはかなりの量のタニシがいました。ジョウレンを使って泥を掬うつもりで浚ってみたら見事にタニシだらけでびっくりしました。
どれだけ浚っても全然タニシが出てこなくならないんですよね。しかも水路を歩いていると靴底に石みたいにザラザラとした感触があるんです。
考えたくないけど全部タニシやと分かってしまってかなりゾッとしました。

 

水路にも田んぼの土にも大量に潜んでいます。

 

ジャンボタニシは水路に卵を産んで大増殖するんですが田んぼの土の中に潜り込んで冬眠します。寒い時期にちゃんと田んぼを耕して田起こしする事が出来たら気温が低くて死んでしまう事もあるんですが、今年は雨が多くて田起こし出来ていないので田んぼの中のタニシは多分元気でしょうね。
今年は代掻きの前に田んぼに水を入れた状態で耕す事になりそうなんですが、タニシの食害をどうやって防ぐか今から頭を悩ませています。
どうにかして根絶やしにする方法はないものかと考えてしまいます。