姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

明石高専建築学科第47期卒業研究展を開催中です。

こんばんは。


姫路の瓦工事店の表(おもて)です。
今日で東日本大震災から6年ですね。関西ではあの日はちょっと
大きめの地震が来たって程度やったのでまさかあんなに大きな被
害が出るとは思いもよりませんでした。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。そして未だ復
興途中の被災地の一日も早い復興を願っています。

 

卒業研究展で表彰するのは今年で4回目です。

 

高専という所は大学に近いシステムなので卒業するには卒業研究
を論文や設計にして発表しないといけません。私も約20年前に
発表しました。とても拙いもので今思うと人前に出せるようなも
のではなかったんですが・・・。
20年前は一般の方に見てもらえるような発表会はしていなかっ
たんですが、最近では元町高架下の「プラネットEarth」と
いうカフェで発表会を開催しています。
3月10日から12日まで。つまり明日までやっているんです。
そして中日である今日は建築会という明石高専建築学科のOB
会が主催する「建築会賞」の公開審査が行われました。
私も建築会の執行役員として参加してきました。私たちの頃に比
べると今の学生達のレベルはとても高くてエラそうに講評しても
いいのか?って思いはあるものの、卒研を頑張って卒業を控えた
学生達に手向ける為にちょっとだけ先輩面してきました。今年で
4回目になるんですが、毎年学生達にパワーをもらっています。

 

審査は2段階。表現力や文章力だけでなくプレゼン能力まで問われます。

 

40人の学生の中から1次審査で選ばれた6人の学生がみんなの
前で卒研に関してのプレゼンテーションを行って、それを聞いた
上で2次審査に入ります。
1次審査は研究の要約版を読んで行うので文章力とか表現力が必
要で2次審査ではプレゼン能力が必要になるので1次審査でコレ
は!って思ったやつが2次審査でちょっと残念やったり逆にノー
マークやったものが面白かったりする事もあります。
今年はパワーポイントを使ったプレゼンになっていて表現力が更
に試される仕様になっていました。

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現役の学生とOBとが交流する場って面白いです。

 

私たちが28期で現役の学生たちは47期。ほぼ20年の差があ
るんですが建築会賞ではもっと大先輩の方もいらっしゃいます。
なんと1期生の先輩も来てくださるんです。最近は我々よりも上
の世代の先輩方はちょっと足が遠のいてる感じなんですが、後輩
たちも少しずつ増えてきています。私は学生時代には他の学年の
人とはほとんど交流を持つ事がなかったので、今になって輪が広
がるっていくのがとても楽しいです。
学生達は卒業を控えて最後の大仕事なので審査と表彰が終わって
からの懇親会では若さ大爆発って感じでエネルギーを発散してい
ました。
展示は明日までやっていて、卒業生じゃなくても自由に見学出来
るので興味がある方は一度覗いてみてください。