姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

制限がある方がいろいろなアイデアが浮かびます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
明日から12月、いよいよ今年も後1ヵ月になりました。台風の修理工事と従来の仕事が重なってバタバタしてる間に11月が終わってしまった感じです。

 

今年も募集が始まりました。

 

結婚してから応募するようになった伊藤園さんの「お~いお茶新俳句大賞」の募集が今年も始まりました。前回も前々回も残念ながら選外でした。佳作に入ると冊子に載るし、佳作特別賞以上は市販のお~いお茶のパッケージに名前と俳句が載るんです。嫁さんは何度か冊子にもペットボトルにも載ってるんですよねぇ。
しかもペットボトルに載ると1ケースもらえるんです。1人6句まで応募出来るんですが、毎年120万句くらい集まるようで、その中から賞に選ばれるのはなかなか難しいです。
毎年11月3日の文化の日に募集が始まって、2月末まで応募期間があります。いつもギリギリになってから必死で捻りだすので似たような感じになってしまうのが敗因かな??

 

十七音の制限で逆にいろいろな表現が思い浮かびます。

 

最近テレビでも俳句を詠む番組を見るようになりました。人前で作品を辛口で添削するのが人気みたいですね。俳句は五・七・五の十七音でいろいろな風景を表現するので誰が作っても似たような表現になりそうやのに、作る人によって本当にいろいろな表現が出てきて面白いんです。
伊藤園さんの新俳句大賞は季語が入らなくてもいい「新俳句」なので季語の事を考えなくていい分かなり楽やけど、季語が入る普通の俳句も言葉をパズルみたいに組み替えたりするのが楽しくて考え出すとついつい時間を忘れてしまいます。

 

自由に出来るって意外と不自由です。

 

全く何も制限がない状態で何かをやろうとすると考えがまとまらなくて時間かけてもなかなかうまくいきません。
旅行に行ってても自由時間が決まってるから行きたい所をピックアップしていろいろコースを考えるんですよね。どこに行くのもどれだけ居るのも自由って言われてても旅行に行くとなると自分で制限を設けてしまいます。集団で行く旅行に個人で行く旅行とは違った楽しさがあるのもその辺りやと思います。

 

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制限がある方がいろいろ出来るって俳句や旅行だけじゃなく、仕事にも言える事です。作業する時間や通行できる場所、予算などいろいろな制限を工夫によって克服していった先にいい仕事があるんですよね。
「何もない」は「何でもある」と同じやって事を忘れないようにしないとです。