姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

こんな変な進路を取る台風は初めてです。要注意です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、道の駅みつで体験した地引網の様子が今日の「せやねん」で放送されていました。かなり小さくやったけど、はっきり自分やと分かる映像があってびっくりです。カメラの前で喋ったりはしてないのでそうと知らずに見ていたら絶対に気付かないレベルですが。撮影している時はどれくらい使われるんかな?って話してたんですが、思っていたよりも長く地引網の様子が流れていたのでちょっと嬉しかったです。

 

台風12号が接近しています。

 

台風というと関西に上陸するのは沖縄辺りから九州を通って本州に上陸するか、四国沖から接近してきて四国、本州と縦断して日本海へ抜けるかがほとんどなんですよね。たまに紀伊半島辺りから上陸するのもあるけど、いずれにしても西から東へ移動していくものやと思っていました。
だから小笠原諸島あたりで発生した12号もそのまま北東に進路をとって関東地方をかすめるか上陸するかして熱帯低気圧に変わるやろうし、関西にはあまり影響がないと安心しきっていたんです。ところが日本列島に近づくにつれて北西に進路が変わってきて今の予想進路では愛知県か三重県の辺りに上陸してそこから西に移動するんです。
それも見事に西日本横断の進路です。普通の台風やったら風がどんな風に吹くか、雨がどんな風に降るかが予想出来るんですが、12号は全く予想できません。

 

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姫路のみなと祭りの花火も中止になりました。

 

現時点で姫路は少し風が出てきたもののそれほど大きく荒れてはいませんが、今日開催予定やった姫路みなと祭りの海上花火大会は中止の決定が下されたそうです。大潮と重なっていて波浪警報も出ているようなので仕方ないですね。
今週の始めに台風の情報が出た時にはこんなに大事になるとは思っていなかったので、昨日と今日は現場の台風養生に時間を割く事になりました。用心してしっかり養生してたら大事にはならないけど楽観視してたら大事になるってのは業界あるあるなんですよね。

 

西日本豪雨の被災地にまた雨が降るかもしれません。

 

前回大雨が降ってからかなりの時間が経っているので関西で地盤が緩んでいるところはもう落ち着いているとは思うんですが、西日本豪雨の被災地は土砂崩れの復旧工事もまだまだ途中やのにまた大雨が降るかもしれないとの事です。
台風が岡山や広島を通過する頃にはかなり陸地を移動していてエネルギーも消費しているので台風としての脅威は低くなっているはずやけど、警戒だけはしておかないとですね。
当社も大雨の度にあちこちから修理の依頼を頂いていますが職人さんが不足していてなかなか対応し切れていないのが現状です。これ以上変な天気になりませんように。