姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

職人は勉強出来ない人がなるというのは間違いです。

お江戸からこんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日、姫路では姫路城マラソンが開催されています。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20190224144755j:image

が、私は長距離は大の苦手なので出場しません。応募数が多くて走るのが好きな人でもなかな
か出場出来ないみたいですが。
そんな姫路を脱出して瓦組合青年部の総会に出席する為に花のお江戸に到着しました。
と言っても有明なので都心からはかなり離れていますが。

 

新幹線のアナウンスの英語を車掌さんが話していました。

 

ラジオか何かで聞いて知ってはいたんですが、新幹線の車内アナウンスが録音された自動音声から車掌さんの英会話になっていました。
知識として知っていても実際に耳にすると、最初はちょっと違和感ありますね。
新幹線に乗る機会は年に1回あるかないかやけど、自動音声に慣れてしまっているからやと思うんですが、それ以上に英語を話している車掌さんの英語が物凄く「日本語」やからそう思ってしまうんですよね。
私自身、英語が話せるわけではないので、英語でアナウンスしないといけない車掌さんの大変さは良く分かります。

 

職人が花形の仕事だった時代がありました。

 

大昔、職人さんと言えば今で言う「エンジニア」でした。お寺やお城などの大規模な建物を建てる時には当時の最新技術を注ぎ込んで建造されていて、それを各職人が分担して仕事をしていました。職人といえば花形の仕事やったんですよね。
それが昭和の後半頃に大学へ進学する人が増えた頃に変わりました。進学して勉強したくない人が職人になるようになったんです。
どんな業種でも現場で実際に仕事していたら頭の回転は早くないと出来ません。

 

「職人」の悪い部分のイメージが一人歩きしています。

 

私が家業を継ぐ為に会社に戻った時に色んな人から「大学院まで出て職人?」って言われました。学歴で考えると勿体ないって思われるらしいです。私はそんなに変な事じゃないって思ってたのでそう言われる事に驚きました。
どうやら「職人」の悪い部分、言葉遣いが荒いとかいつも汚れていて見た目が悪いといったイメージが先行して一人歩きしてしまってるみたいですね。
昔の「職人」のイメージ通りの仕事をしていては現在の工事現場では仕事をさせてもらえない事の方が多いんですが、悪いイメージの方が残りやすいんですよね。
このイメージを変えていく事もこれからの大事な仕事です。