姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

どんな職業に就いても大変な時があるなら自分が楽しめる仕事がしたい。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
姫路は昨日の夕方から降り出した雨が夜中まで続いていました。朝にはやんでましたがその雨で満開から散り始めやった桜が見事に散ってしまったみたいです。桜が綺麗やったところの道路は濡れて地面に張り付いた花びらでいっぱいになってました。今日から週末にかけてまた冷え込むみたいで、10度近く最高気温が下がる予報も出てました。

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なりたい職業ランキングが発表されました。

 

現場への移動の時はラジオをよく聞いてるんですが、その中で「小学生に聞いた将来なりたい職業ランキング」の事が話題になっていました。男子の1位は「スポーツ選手」女子の1位は「ケーキ屋」だそうです。しかもこれ、かなり長い間不動の1位らしいんです。以下「医師」「保育士」「ゲームデザイナー」「看護師」「警察官、消防士」「タレント、芸能人」などが続いています。
もちろん男子と女子で微妙な順位の違いなどはあるみたいなのと、調査した会社によっても順位や職業が違ってたりはするんですが。
私は小学生の頃からなりたい職業があるってスゴイことやと思うんです。私が小学生くらいの頃はそこまで明確に自分がなりたい職業ってイメージしていませんでした。中学になっても進路ってあまり深く考えませんでしたし。今はもっとその傾向が強いと思ってたんですよね。

 

親が就かせたい職業ランキングってのもあります。

 

子供がなりたい職業ランキングの他に親が就かせたい職業ランキングってのもあるみたいです。こちらの1位は「公務員」だそうです。「公務員」という仕事に対する幻想が未だに破られていないのが良く分かりますね。ハッキリ言って大変じゃない仕事ってないと思うんです。この仕事に就いたから将来安泰って言い切れる職業もないと思うんですが、それでも公務員は安定しているって考える親がいる事がちょっと怖いです。
確かに建築の職人の世界に居ると、いろいろ考えさせられる面は多々あります。職人のイメージが「マナーが悪い」とか「学歴がない」とか「その日暮らし」と言った印象が良くないもので固まっていて建設業界全体がそれを払拭出来ていないのも事実です。
でも今はそんな職人さんはどんどん仕事が出来なくなっていってるんです。我々経営者側もそういう人は雇いたくないし、元請さんからもそういう職人さんは出入り禁止にされてしまいます。
何より職人の仕事というのは頭が良くないと出来ない仕事ばかりなんです。

 

モノづくりの現場から人が激減しています。

 

小学生のなりたい職業の中に「You Tuber」がランクインしたと話題になった事があります。確かに面白い動画を作るにもセンスやアイデアは必要やしそれが職業になり得るかもしれません。スマホの発達で簡単に動画が撮れるようになった事で脚光を浴びるようになった職業(?)ですが、それこそ不安定の極みですよね。
豊かになってモノが溢れる世の中になったので「モノ」は作るものではなく「買う」ものやって認識になっていて「モノを作る人」が居るって事を忘れられている気がします。
「モノ」を作りだす楽しみを伝えてモノづくりの現場を元気にしていかないとです。