姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

大阪府北部地震から1年が経ちました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、誕生日に嫁さんからプレゼントしてもらったのは万年筆のインクでした。しかも発売されたばかりの星座シリーズの双子座です。前にテレビで万年筆のインク特集をやってた時に12星座のシリーズが毎月発売されているって話を聞いて欲しいなぁって思ってたんですよねぇ。瓶の中ではかなり濃い色やけど実際にペンで書いてみると薄いブルーです。万年筆と合わせて文字を書くのが楽しくなります。忙しいとメモを取っても雑な字になってるのでちょっと落ち着いて文字を書く習慣を作らないとですね。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20190618222158j:image

関西では地震が少ないと思われていました。

 

大きな地震というと阪神・淡路大震災の時の兵庫県南部地震とか東日本大震災の時の東北地方太平洋沖地震をイメージしますが、日本は毎年のようにそれなりに大きな地震が起きています。北海道から九州まで地震が起きていますが不思議と関西では大きな被害が出た地震って少なかったんですよね。兵庫県南部地震が起きるまでは近畿地方では地震が起きないという根拠のない説が真実のように言われていたんです。
過去の資料を調べると実際には何度も大きな地震が起きていて被害もかなり出てるのに、戦後の何十年かだけ地震が起きてないだけで忘れてしまうんですね。

 

震災は復興と共に風化していくようです。

 

先日、母校の明石高専に行った時に震災が起きた日の事を後輩と話しました。私は当時17歳で2年生でした。後輩は当時1歳やったそうです。時の流れの早さを感じて愕然としました。私の学年の卒業論文は震災関連の話がほとんどやったんですが、今は地震関連の研究は少ないですね。
阪神・淡路大震災から24年、東日本大震災から8年ともなると復興もかなり進んできています。話でしか震災を知らない人も増えてきて、それと同時に震災の記憶も風化してしまっているように感じます。

 

大阪府北部地震から1年です。

 

阪神・淡路大震災からは24年経ちましたが、大阪では去年、大きな地震がありました。近畿地方では震度2とか震度3くらいの地震ってあまり発生しないのでちょっとした地震でもびっくりしてしまうのに大阪府北部地震では震度6弱を記録しました。
近畿地方では阪神・淡路大震災に次ぐ規模の地震です。それでも倒壊した家屋も少なかったのは新耐震基準の住宅が増えたからですね。
この地震とその後に続く台風で瓦業界はめちゃくちゃ忙しくなってしまったけど、それは被害棟数に対して職人の数が減ってしまった事が大きな要因です。
地球規模で考えると日本列島はまだ生まれてからの時間が短いので安定していない事が地震などの災害が多い原因やという話を聞いた事があります。まだまだ災害には備えておかないとです。