姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

フルハーネス型の安全帯は装着するのが意外と難しいんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風が立て続けに発生しましたね。進路が気になるところです。今のところは近畿圏には接近しない進路なんですが、8号は九州に9号は沖縄近海に向かっているようです。雨や風で大きな被害がでないといいんですが・・・。

 

瓦組合でフルハーネス型安全帯の講習を開催しました。

 

昨日の瓦組合の夏の全体会の講習はフルハーネス型安全帯の講習でした。本当は「フルハーネス型墜落制止器具」と言わないといけないんですが、いちいち「墜落制止器具」なんて言ってられないので俗称で「安全帯」とします。
法改正で今年の2月以降、建築現場で高所作業を行う場合には装着が義務付けられ、現在は腰ベルト型からの移行猶予期間になっているんです。そしてフルハーネス型の安全帯の特別教育という資格講習を受けないといけなくなったんですが、まだ受講した人の方が少ないのが現状でした。そこで瓦組合が特別教育の講習を開催する事になったんです。

 

受講済みの人は講習のお手伝いをしました。

 

今回の全体会では講習に50人くらい集まっていたんですが、私を含めて5~6人くらいは先に他の場所で講習を受講済みでした。本来なら講習に参加する必要はないんですが、講師役の人だけではフルハーネス型安全帯の装着の実践の時に手が足りなくなるのでそのお手伝いとして参加したんです。
40人以上の人が初めてフルハーネス型の安全帯を触る事になるので、どうしても時間がかかってしまうんですよねぇ。私が別のところで受講した時は100人くらい受講者が居て、試着は1回に10人くらいが出来たんですがそれでも1時間近くかかったんです。

 

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やった事なければ装着するのは難しいんです。

 

今回も試着用のフルハーネス型安全帯が4つ用意されていたんですが、40人以上居たのでそこそこ時間かかるかなぁって考えられていました。
でも受講済のメンバーがたくさん居て、試着の手伝いをした事もあって想定の半分くらいの時間で終わったんです。全体でかかった時間は短くなりましたが、1人1人が試着してる時はやっぱりそこそこ手間取る人が多かったですね。
全く触った事がなければどこのベルトを自分の体のどこに通すかが分かりにくいんですよねぇ。太ももの裏側で捻じれてたりしてても自分では分かりにくいので余計に時間がかかるんです。
これを仕事の度に装着しないといけなくなると思うとちょっと憂鬱なんですよねぇ。