姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

冬の播磨灘の旬の味「トロサバ」が美味しいんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
久々に出掛ける予定がない日曜日になりました。だいたい日曜日でも普段通りの時間には目が覚めるんですが、今日は起きたら1時間くらい遅い時間です。何も予定ないのでそのまま布団でゴロゴロしてました。朝布団から出るのがつらい季節になってきたって事ですね。

 

播磨灘には美味しいものがいっぱいです。

 

瀬戸内海でも姫路の沖合のあたりの事を播磨灘っていいます。東は明石から西は小豆島あたりまでなので姫路の沖合というにはちょっと広範囲ですが、旧播磨国の沖合って意味ですね。瀬戸内海はもともと海の幸が豊富で、明石の鯛や蛸、広島の牡蠣などが有名です。その他の魚介類も美味しいんですが、あまり知られていませんでした。
牡蠣は広島だけでなく岡山や姫路の西の室津も有名やし、姫路では穴子も名物なんです。

 

漁協が運営するとれとれ市場ブランディングしています。

 

うちから車で15分くらいのところにある「妻鹿漁港」には坊勢島の漁協があります。姫路の沖合で獲れた魚介類を水揚げしている港なんですが、そこで漁協が運営する「とれとれ市場」は最近は一般の人でも魚が買えるようになっていて、最近よく利用しています。
今の時期は養殖された鯖がブランディングされていて、「ぼうぜ鯖」とか「トロサバ」と呼ばれて人気になっているんです。これが脂がのっていてめちゃくちゃ美味しいんです。鯖というと寄生虫の問題もあって、刺身で食べるのは難しいってイメージが根強くあるみたいですが、ここの鯖は刺身で食べられるんですよねぇ。

 

水槽で泳いでいる鯖をその場で処理してくれます。

 

とれとれ市場では注文したら水槽で泳いでいる魚をその場で調理してくれるんです。水槽から取り上げた魚を神経締めしてそのままさばくので内蔵から寄生虫が出てくる間もなく調理されてしまうんです。だから刺身でも食べられるんですね。

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当然、季節によって泳いでる魚は変わって、今の時期は鯖ですね。夏場には鱧が泳いでるし、春先には鰆が刺身になります。
11月ごろからそろそろかなぁって言いながらなかなか行けてなかったんですが、今シーズン初の鯖を食べる事が出来て良かったです。