姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

本物の柚子が入っているお風呂って贅沢です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
なんかやたらと冷え込んでいますね。昨日もかなり寒かったけど今日はそれに輪をかけて寒いです。でもこれで平年並みなんですよねぇ。暑い夏がいつまでも続くと思っていたら急に冷え込むようになって、秋を感じる暇がありませんでした。明日は今日よりは暖かくなるみたいなので体調管理に気を付けないとです。

 

今日は冬至です。

 

一年で一番昼の時間が短いのが冬至です。今年は今日が冬至のようですね。明日から少しずつ昼間が長くなっていくはずやけど、寒さはむしろこれからが本番になっていくので、イメージとしては冬至は冬の入口って感じがします。春分の日秋分の日は祝日になっているのに夏至冬至は休みになってないのが昔から不思議でした。
古代では暦は冬至を基点としていたそうで、今でも二十四節気冬至を基準にして計算されているみたいですね。

 

かぼちゃを食べると良いとか柚子湯に入る日って印象が強いです。

 

子供の頃は祖父母が一緒に住んでいた事もあって、冬至には必ずかぼちゃを食べていました。そんなに嫌いではないけど大好きってわけでもなかったので、絶対にかぼちゃを食べないといけない日っていう意味がよく分かりませんでした。
いろいろ調べてみたら冬至にかぼちゃを食べる習慣は明治時代以降のものだそうです。収穫してから2~3カ月経った頃が食べ頃の品種があって、収穫時期が夏の終わりから秋の始めとの事なので、一番美味しい時期に美味しいものを食べようとした事が習慣化したんじゃないかなぁって思います。

 

柚子の匂いがするお風呂はリラックスできます。

 

柚子湯の方は江戸時代の銭湯が起源のようです。季節的な事というよりは「冬至」と「湯治」をかけた洒落というか言葉遊びから始まったみたいですね。発祥が江戸の町で関西にはなかったそうです。
でも今では日本全国に広まっているのがスゴイですね。科学的にも血行促進の効果や神経痛や腰痛、冷え性にも効果があると立証されているみたいなので寒い冬にはぴったりですね。柚子の匂いがするお風呂に入るとホッと出来るのでついつい長湯してしまいます。入浴剤でも定番やけど、やっぱり生の柚子が入ってると嬉しいんですよね。

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