姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

人前で話しをするのは難しいですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
自宅のパソコンは結婚前から使っているデスクトップなんですが、最近ちょっと調子が悪いです。もうかれこれ6年とか使っているので限界やったとしても不思議ではないんですが。でも長い事本体の中の掃除もしていないので、もしかしたら埃を綺麗にしたら調子良くなるかもなので頑張ってみます。

 

ものづくり大学での指導の日でした。

 

今日は今年2回目のものづくり大学での指導の日でした。毎回15名前後なんですが、今回は18名とちょっと人数が多めでした。それでも今日は私を含めて4人での指導やったので問題なく指導する事が出来ました。
やる事は毎回同じなんですが、学年や学校が違うだけで生徒たちから受ける印象が全く違うのでいつも新鮮な気分でやれています。

 

神戸の学校の生徒はマンション住まいが多い?

 

今日の学校の生徒が特別やったんかもしれませんが、18名中15名がマンション住まいで一戸建てに住んでいるのは3名だけでした。しかもその3名も家は瓦屋根ではないとの事で、ほとんど瓦に触れた事がない生徒ばかりでした。
そんな生徒たちやったんですが、いざ架台を使っての瓦葺きを体験してみると意外と優秀で瓦の向きを間違えないんです。
小学生の7割、中学生でも4割くらいは初めて瓦に触るとどちらを上にするのか分からずに瓦を両手に持った状態でハンドルのようにくるくる回して首を傾げるんですが、今日の生徒たちは間違えませんでした。

 

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体験発表もちょっと変わっていました。

 

瓦葺き体験、のし割体験、鬼板への絵付けが終わると昼の休憩です。そこで食べ終わった生徒が急に「ミルクボーイ」の漫才を始めました。何事かと思って見ていたら今日の体験の事をネタにしているんです。どうやら最後の体験発表の場での発表の練習のようでした。これまで何度も発表しているのを見ているんですが、みんな判で押したように「〇〇をしました。匠の先生がスゴかったです。」という発表やったのでちょっと面白かったです。他の職種を体験している生徒もみんなそうなのかと思ったら瓦葺き体験をした生徒だけやったので、ちょっと変わった子が集まってたのかもですね。正直な話、最後の体験発表の場はかなり眠たい時間なのでいい眠気覚ましになりました。
大勢の人の前で話をするのはただでさえ難しいのに、あんな風に漫才が出来るっていうのはスゴイですね。私は人前に出る事も話をする事も苦手なので素直に尊敬してしまいます。