姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

会社は創業後30年で1/10になるそうです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
私がインターネットを使い始めた時に初めて取得したメールアドレスのドメインが先月に仕えなくなりました。ドメインそのものが停止になったみたいです。最初に購入したパソコンが富士通のもで付属していた書類を使ってプロバイダ契約したんですが、その後統合やら何やらで社名も変わっているので、むしろ当時のドメインが未だ使えている事が奇跡に近かったんですが、20年以上使っていたドメインなのでちょっと寂しいです。でも登録するだけして読んでいなかったメルマガも多いので、ちょうどいい機会やと思って選別しておきました。こういう機会でもないとメルマガの購読解除ってしないんですよね。

 

会社が長く続いている事ってスゴイ事みたいです。

 

当社は創業から数えると今年で106年になります。曾祖父が創業して私で4代目ですが、祖父が法人化してからで数えると60年です。基本的に家族経営で細々とやってきたからどうにか今まで続けられているんですが、若い頃はそれが当たり前やと思っていました。
でも自分が父と交代するにあたっていろいろと調べてみると、そもそも企業が長く続く事自体が凄い事みたいなんですよね。

 

 

世界の老舗TOP5は全部日本の企業です。

 

世界で一番古い会社と言われているのが大阪にある「金剛組」さんです。奈良時代法隆寺薬師寺を建てた会社ですね。それ以外でも世界中の古い会社を調べてみたら老舗TOP5は全部日本の企業だそうです。
そして創業から100年以上経過した企業の数も日本が断トツに多いんですよね。その数3万社以上。これも統計の取り方によって諸説あるみたいです。2位のアメリカが2万社に届かないくらいなので圧倒的ですね。
何故こんなに日本に老舗が多いのかは「千年、働いてきました」を読んだら納得です。

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創業してもなかなか続かないみたいです。

 

企業調査会社の統計などを見てみると、起業後5年後、10年後の残存率というのが出ています。創業から10年経過した時点で残っているのは26%だけのようです。1/4の企業が10年ももたないんですね。そしてそのままの減少率で計算すると30年後には10%しか残っていないらしいです。創業者が20年から30年で引退する事が多くて、上手く後継者に引き継げない事もあるみたいですね。
特に今は少子高齢化も重なって業績が良くても続けられない会社も多いみたいです。
自分の後の事も考えるようにしないとです。