姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

とうとう瓦業界にも鬼滅の刃の波が来たようです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、事務所の休憩室を少しだけ模様替えしました。今の事務所も新築から16年ほど経っていろいろと不要な物が溜まっていたりしていたので断捨離も兼ねての模様替えです。特に資材のサンプルなどはすぐに溜まってしまうので、1年以上使っていないものは思い切って全て処分しました。サンプルやから使うかもしれないしと思って残しておいて気が付いたら何年も経っていたって事がよくあります。まだ他にも片付けられそうな場所があるので少しずつ手を付けていかないとです。

 

鬼滅の刃はアニメが終わってからもブームが続いています。

 

鬼滅の刃」というアニメ、ご存知の方も多いと思います。最近ではどこのお店に行ってもコラボ商品が置いてあって、書店に行けば原作の漫画が必ず平台に置いてあるので嫌でも目につきます。
原作そのものはもう既に完結しています。雑誌に連載されている時から面白いなぁって読んでいたんですが、まさかアニメ化であんなに人気が出るとは思いませんでした。
しかもアニメは中途半端なところで終わっていて、続きが劇場版として公開されていますが、それでもまだ完結までは行ってないはずです。
だからブームが続いているのかもしれませんが、思ったよりもブームが長い事にびっくりしています。

 

「鬼」繋がりで鬼瓦から瓦業界でもコラボする事が決まりました。

 

鬼滅の刃は「鬼」を退治する事がストーリーの主軸になっています。時代は大正時代という設定で原作でも和と洋が入り混じった町並みや服装でした。その「鬼」というワードが瓦業界の「鬼瓦」と繋がって、瓦業界でも鬼滅の刃とコラボする事が決まったらしいです。
早速公式のTwitterが起ち上げられていて、三州瓦を製造している窯元さんなので私たち施工業者としてはコラボやってますよって宣伝する事しかできないんですが。

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瓦の素材は粘土なのでいろいろな形に出来ます。

 

私たち施工業者が扱う瓦は焼成後の製品なのでなかなか自由に形を変える事は出来ないんですが、焼成前の粘土を扱う窯元さんでは素材が瓦というだけで全く瓦とは違う形のものも作る事が出来ます。
また、既存の鬼瓦の顔をキャラクターの顔にする事も出来るし、干支瓦のような置物やコースターのようなものまで作る事が出来るんです。古くは家紋なども瓦に入れたりしていたので、実はかなり昔からやっていた事なんですよね。
古臭いと思っていた事も見方を変えたら新しくなるって事ですね。この調子で瓦業界が盛り上がるといいなぁ。