姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

台風や地震の被害は保険が適用される事もあります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
3月に入ってかなり暖かくなってきました。姫路は朝起きた時にはかなりの荒天で風も雨も強かったし、ちょっと気温も低めやったんですが、昼過ぎには雨もやんで太陽が出てくると暖かくなってきました。

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三寒四温の言葉通りですね。でも流石に蚊が出てくるにはちょっと早いと思うんです。いきなり耳元で「プ~ン」って羽音が聞こえてびっくりしました。蚊に刺されやすいので気を付けないとです。

 

火災保険に入っていると災害の時に適用出来る事があります。

 

一軒家に住んでいる方は恐らく火災保険に入っている方が多いと思います。この火災保険、名前の通り家が火災に遭った時に補償されるものなんですが、実は火災以外にも使える事があります。
もちろん、保険に入った時にそういう特約に入っている事が前提なんですが、「風災」や「水災」「震災」などがあります。これらの特約に入っていたら、被災した時に家屋の修理をする時に保険から補償が出るんですが、意外とその事を知らない方が多いみたいです。

 

保険の適用を受けるために修理が後回しになる事もありました。

 

これまで私が経験してきた地震や台風などの災害の復旧工事では修理依頼を頂いて見積もりをしても保険の適用を待たないといけなくて修理が後回しになる事が多かったんです。でもそれがここ数年の台風で状況が変わってきました。災害の後、保険の請求の件数が爆発的に増えて保険屋さんが審査出来ないくらいになったそうです。
それで被災地ではかなり保険が通り安くなったという話を聞きました。その代わり、復旧工事が落ち着いた後の審査はかなり厳しくなったとの事です。

 

保険関係の鑑定依頼があるそうです。

 

この保険の請求を専門にしている会社も最近は増えてきているそうです。火災保険で台風の被害での修理をするという請求でお金をもらって、実際には修理しない人もいるみたいなんですよね。そして我々の業界には保険屋さんからその請求の見積もりが妥当かどうかを鑑定する依頼が入ってきているみたいです。
実際に災害が原因のモノもあるらしいんですが、逆に完全に経年劣化のものまで災害のせいにしてしまう業者も多いみたいで、現場で鑑定していても「なんでこれが台風被害?」って思う事もあると聞きました。
いろいろな事が商売になるみたいやけど、ズルはだめですよねぇ。