姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鉄板にも滑り止めは施工できます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日、3月9日は「ザクの日」だそうです。去年はそんな事言ってなかったように思うんですが、今年はやたらとあちこちで「ザクの日」の投稿を見かけます。ザクといえばガンダムを代表する量産型やけど、いろいろなキャラの「専用機」のバリエーションも豊富です。子供の頃には初期のガンプラでザクも作った事はあるけど、30年くらいはザクから離れているんですよね。新しくモデリングされたザクもカッコいいので一度くらいは作ってもいいかもです。

 

防滑工事は個人、企業を問わず必要になります。

 

昨年の10月から始めた防滑工事ですが、最初は職人さんたちに作業に慣れてもらう目的もあって、会社の玄関とか倉庫に施工していました。でも少しずつ工事の依頼が増えてきています。最初は個人のお客さんの家の玄関タイルにクリアグリップを施工する工事が多かったんですが、最近は少しずつ企業の倉庫などに施工させて頂ける事が増えてきました。

 

コンクリートや鉄板に施工できる商材もあります。

 

クリアグリップは樹脂と骨材を混ぜたものをローラーを使って塗り上げる工法で、下地の石材やタイルの色を活かしたい時に施工します。透明な樹脂で骨材は白、黒、赤の骨材を混ぜるので下地の色に合わせる事が出来るんです。
でもコンクリートに施工する場合には骨材が細かすぎて向いていません。コンクリートや鉄板に施工する場合にはもっと骨材が大きいカパラグリップを使います。こちらはいぶし、チョコ、赤など瓦を細かく砕いたチップを骨材として使うんです。
こちらは鏝を使って塗り上げる左官材料のような商品になります。

 

駐車場から会社への入り口の鉄板に施工させていただきました。

 

先日はお世話になっている「中谷自動車」さんの駐車場から会社への入り口にかかっている鉄板の上にカパラグリップを施工させて頂きました。お客さんを招いて開催する「感謝祭」に合わせて、雨が降った場合でもお客さんが滑ったりしないようにとの配慮から施工を依頼されました。

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完全に乾いてしまうと車が上を通っても剥がれないので、交通量や人の出入りが多いところに施工するのに向いているかもしれません。
「防滑工事」はまだまだ聞き馴染みがないようで、提案してもなかなか採用に至らない事が多いんですが、施工させてもらったところではとても満足してもらっています。
滑って怖い思いをした場所があったら「防滑」を検索してみてください。