姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

オシャレは我慢っていうのは服だけじゃないみたいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年も地元の秋祭りは中止が決まったようです。それでも一昨年に新調した屋台を漆塗りにした姿はお披露目した方がいいとの事で、地域内を引き回してお披露目だけすると自治会が決定しました。秋祭りが中止になったので消防団での交通整理がなくなったかと思いきや、お披露目をするとの事で結局10月10日の日曜日は交通整理に出る事になってしまいました。写真は2年前の祭りの様子ですね。こんなに人は集まれないけど交通整理頑張ります。

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ファッション関係でオシャレは我慢ってよく聞きます。

 

私はファッションにも流行にもほとんど興味がないので、あまり気にした事はないんですが、テレビなどでファッションの話をしているのを聞いているとよく「オシャレは我慢」という言葉が出てきます。
オシャレな恰好をすると季節に合わなくて寒かったり暑かったりするし、めっちゃ細い靴で長時間履いたり、歩いたりするには向いていない靴がオシャレやと言われていたりするのを見ているとその通りなのかもって思います。
私は実用的なのが一番と考えています。

 

「オシャレは我慢」は建物にも通じるかもしれません。

 

ところでこの「おしゃれは我慢」という言葉、ファッションだけじゃなく建物でも通じるかもって最近思っています。デザイン重視の住宅やったり、他ではあまり使われていない外国の製品を使ったりしている建物は不具合が出やすいんですよね。
日本の気候に合っていないというのも1つの理由ですが、建物の規模が日本と海外とで違っていて、海外のサイズでは気にならない部分が日本の建物のように小さくなると細かい部分がきになったりするというのも原因かなって思います。

 

壊れると修理に困ります。

 

例えば瓦であれば国産のものが90%以上を占めているんですが、1枚壊れてもなんとかなる場合が多いんです。もちろん、製造していたメーカーが廃業したり、製品を廃版にしてしまったりという事は起こり得ますが、それでも代替品も見つかりやすいんですよね。でも海外製品はそもそも同じ商品を探してくる事が大変です。
さらに国内に在庫があればいいんですが、なかった場合、取り寄せるとなると運賃もエラい事になるんです。そして代替品も見つからない事が多いんですよね。
海外製品の見積もりをする事はうちでは5年に1回あるかないかなんですが、見積もり依頼をされた時に後のメンテナンスに困るという事は毎回しっかりと伝えています。
最初は良くても後で我慢しないといけない事も多いんですよね。