姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

仕事用の靴を買ってきました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
稲刈りが始まると糠埃が凄くて事務所も家も窓を開けられなくなります。乾燥機は夜中中動いている事が多いんですが、昨日から今日にかけてどうやら機械が故障したみたいで修理に必要な部品が届くまでは動かせないらしいんですよね。
おかげで久し振りに事務所も家も窓を開けて空気を入れ替える事が出来ました。エアコンをつけたり換気扇つけたり、埃が入ってこない方の窓を開けたりはしていたんですがやっぱり窓を全開に出来るっていいですね。

 

最近は靴派も増えてきています。

 

昔は瓦職人というとみんな地下足袋を履いていました。今でも足袋派の人も少なからずいますが、うちの会社ではどちらかというとグリップ性に優れた靴を履く人の方が多いです。最近は特に性能が良い靴が多く出回っているので、滑り難くて足が疲れない靴の方が選ばれやすくなっているみたいです。
私自身も現場で仕事をしている時から靴派でした。最初は足袋を履いていたんですが、靴の方が1日仕事した後の疲れがマシなんですよね。それと一番違うのが夏の暑さですね。足袋のように薄い底やと瓦の熱がダイレクトに伝わってくるので、真夏はめっちゃ熱いんです。それが靴やとかなり軽減されるので靴派が増えているのかもしれません。

 

屋根に上がると靴の消耗が激しいです。

 

今は現場で仕事をしている時間よりも段取りで動いている事の方が多いのでだいぶ長持ちするようにはなってきたんですが、毎日フルに現場に出ていた頃は靴の消耗がかなり激しかったんです。
いい靴を履いていてもよくもって1カ月でボロボロになってしまっていたので、安い靴を定期的に買い換えた事もあります。足袋はもっと消耗が早かったですね。
勾配面で体重がかかる方の足の側面がすぐに破れてしまうんです。

 

新しい靴は歩くのが凄く楽です。

 

長く履いていると靴ひもが延びたり足の甲の部分の布が延びたりして足が遊ぶようになってしまいます。そうなると気が付かないうちに靴の中で足が遊ぶようになってしまって同じ靴を履いていても疲れやすくなります。
それでも屋根に上がる時間が短いと滑るようになってきた事に気付かなくて買い替えのタイミングを逃してしまいます。
それを買い換えようと決断するのは今日みたいな雨の日なんですよね。新しい間は染み込んでこなかった雨が底の横の部分からじわっと濡れてくるんですよね。
今回買い換えた靴は明日から履くんですが、毎回靴を新しくするとしばらくは歩くのが物凄く楽になります。

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