姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鉄製の階段に防滑工事を施工しました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝から冷えるなぁって思っていたら雪がチラついていました。姫路ではその程度で済んだんですが、姫路の北の福崎町では屋根の上に雪が積もってしまって今日は仕事が出来ませんでした。冬場は露や霜で屋根に上がる時間が遅くなるんですが、何年かに1回は雪で仕事が出来ない日が出来ます。今シーズンは雪が多そうなのでそんな日が多いかもしれません。

 

工場の階段は滑りやすいみたいです。

 

うちの会社の倉庫や事務所の中には階段はないんですが、よく工場や会社の事務所にあるのが鉄製の階段です。特に外部階段が鉄製の場合は雨などで濡れると滑りやすいんですよね。
それと工場では機械油などを使う事が多いので靴底についた油が階段の表面に付着して滑りやすくなる事もあるみたいです。
うちでは機械油を使う事はないので大丈夫って油断していたけど、フォークリフトの整備や父の農機具の手入れで油を使うので意外とあちこち油で汚れています。

 

お世話になっている自動車整備工場にも階段があります。

 

主に会社の軽トラやダンプの車検でお世話になっている自動車整備工場は工場の建物がかなり広くて建屋の高さも高いんですが、普段目にするのは事務所になっている場所の周辺ばかりで階段があるって知りませんでした。
それでも会長さんに防滑工事を始めた事をPRしていたら、工場の階段が滑りやすくて危ないとの事でカパラグリップの施工の依頼がありました。
養生期間が必要なので工場が休みになる日曜日を養生期間に出来るように今日、施工してきました。
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油汚れがついている部分はしっかり洗浄してからの施工になります。

 

防滑工事を施工する時にはまず念入りな下地の洗浄が必要になります。油汚れが残っていると樹脂がうまくくっつかなくて剥離してしまうんですよね。ただ、念入りに洗浄したら今度は念入りに乾燥させないと、水分が残っていてもだめという、なかなか本施工の前にかかる手間が多いんです。でも準備にしっかり手間をかけると仕上がりは凄く綺麗に仕上がるんです。
固まってしまうと水が掛かろうが油が載ろうが問題ないんですが、完全に乾くまでは水に濡れると剥離してしまうので、雨に濡れるのもダメという繊細さです。
まだなかなか施工実績が増えていきませんが、少しずつでも滑りやすい場所を減らしていけたらと思います。