こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
10月になりましたね。今月からインボイスも含めていろいろな制度がスタートしてしまいます。新しい制度が始まるとそれに対応するためのコストが価格に転嫁されるので値上げが始まります。値上げせずになんとか頑張ろうと思ってもこれまでの値上げラッシュの影響で頑張れない企業の方が多くなってしまってるんですよね。せめて燃料費の高騰だけでもなんとかなったらいいんですが、難しいですね。
2年前にカパラグリップを施工させてもらった材木屋さんに行きました。
今日から着工している現場の材料の引き取りの為に夕方に取引先の材木屋さんに行ってきました。倉庫の建て替えをやっていた関係で会社に持ってきてもらうのではなく現場に行く時に職人さんに引き取りに行ってもらう事が多くなっていたので私自身が行くのはとても久し振りなんですよね。
田村木材さんという会社なんですが、ここはうちが防滑工事を始めたばかりの時にいち早くカパラグリップを採用してくれた会社さんです。
フォークリフトが通っていても剥がれていません。
施工させてもらったのはフォークリフトが出入りする倉庫の入り口です。庇はあるけど雨が降るとコンクリートが濡れてリフトの後輪が滑って危ないという事で採用してもらいました。うちの職人さんたちも社内で練習する以外では初めての施工であれこれ手探りしながらやってくれたんですが、施工してからもう2年も経つのかと改めて時間の流れの早さを感じました。
そして2年間フォークリフトが出入りしても剥がれていない事が確認出来てホッとしました。
効果が長続きする滑り止めって意外と少ないんです。
滑り止めというとよくあるのは階段の端っこ部分に貼ってあるようなテープ状のものをイメージする方が多いと思います。あれって人間が歩くだけでもすぐに傷んできて早いところでは3カ月もすればボロボロになってしまうんですよね。
他にもいくつか滑り止めの加工をしてあるのは見かけた事がありますが、どれも効果の持続時間が短いものばかりなんです。
カパラグリップは瓦を細かく砕いたものと樹脂とを混ぜて塗っているからか、耐久性に優れているので、建築現場の養生鉄板に施工して毎日のように10tダンプのような大型の車が出入りしても剥がれていないという実績もあるんです。
転倒とか車両のスリップとか起きていない事故に対応するための予算って必要と分かっていてもなかなか思い切れない会社も多いんですが、事故防止という観点では絶対に必要な工事です。