姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

技能検定の会場を用意するのはとても大変です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
兵庫県でも明日から来月の20日までまん延防止等重点措置が適用される事が決定しています。兵庫県だけでなく全国で34都道府県に適用されるとの事で、結局元の木阿弥になったなぁって印象ですね。今回は飲食店が原因でもないのに相変わらず飲食店を重点的に規制しているので、意味があるのかって気もします。

 

技能検定の準備をしてきました。

 

技能検定の実技試験の試験日は次の日曜日なんですが、検定会場の準備は今日、行われました。何年か前までは前日の土曜日に準備をしていたんですが、会場として借りている職業訓練校の希望で平日に準備が行われるようになったんです。
検定に使用する架台や瓦などの資材を用意して運搬しないといけないので、準備にも片付けにも何台かのトラックを動員しないといけないし、人数も集めないといけないので毎年瓦組合の青年部が人員を段取りしています。
今日は先日講習会を開催した土山商店さんに集合して架台や資材を積み込みした後で神戸の検定会場まで運搬してきました。

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これまで検定会場は転々としてきました。

 

私が2級を受検した時は1級と2級を合わせると30人くらい受検生がいました。それだけの人数分の架台を並べようと思うと体育館を借りるしかないので、その頃は県内のスポーツ施設の体育館などを借りていました。
でも瓦の検定をすると埃やゴミがスゴイし瓦を扱う時に床に傷がついてしまったりしてかなり迷惑をかけていたんです。当然、そうなると次に借りる事も出来なくて、また違う会場を探して借りないといけなくなっていました。
また昔は検定を見学する事も可能で、見学している人のマナーが悪くて出入り禁止になった施設もあるという話も聞きました。

 

会場が土間の方が準備しやすいです。

 

私が技能検定の準備に関わるようになってから今の会場で4カ所目です。しかも今の会場では最初は体育館やったのが、今では土間にコンクリートの場所に変わりました。実質5カ所目みたいなものですね。
でも体育館の場合は準備するために靴を脱いで上がらないといけなかったし、架台も材料も手運びで運搬しないといけなかったので準備がかなり大変やったんです。それが今の場所では直接トラックを乗り入れて積み下ろしが出来るのでかなり準備が楽になりました。