姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

昔の瓦の製造風景が新聞に掲載されていました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
9日に隣の高砂市で山火事が発生しました。隣の市といっても私が住んでいるのは姫路市のほぼ東の端っこなので姫路駅よりも近い場所なんです。山の麓の住宅火災から山火事になってみたいで、2日経った今日でもまだ山から煙が上がっていました。私も消防団で出動した事がありますが、山火事はなかなか火が消えないので怖いです。少しでも早く鎮火する事を祈っています。

 

新聞でもネットでも情報の取捨選択にはある程度の訓練が必要です。

 

最近は新聞をとらない人も増えているという話をよく耳にします。ニュースはネットでも確認できるし、新聞社によって物凄い偏向報道になっていたり、記者さんによって内容に偏りがあったりするというのも理由になっているみたいです。
でもネットの記事も大半は新聞や週刊誌からの転載やったりするし、ネットの記事は新聞などよりも記事の裏どりなどが出来ていない印象があります。
つまりどんな媒体の記事でも読み手側がちゃんと情報の取捨選択をしないと記事を鵜呑みには出来ないって事ですね。そして情報の取捨選択をするにはある程度記事を読んで自分で考える訓練が必要やと思います。

新聞の昔の写真の投稿に時代を感じます。

 

そんな中で新聞、特に地方の主要紙にはその地域の人が投稿した昔の写真を紹介する記事がたまにあります。戦前や終戦直後の白黒の写真が多いんですが、自分が知っている場所の昔の姿が写っている事もあって、今の景色との差にびっくりする事もあるんですよね。
またそこに写っている人の服装とか車や道具類などにもその時代が反映されていて、紙面を流し読みしていても目に留まる事が多いんです。

 

昔の瓦の製造風景が載っていました。

 

そんな写真の中でも昨日の神戸新聞には明石で瓦を製造していた工場の風景が掲載されていました。父曰く、父方の祖母の実家の工場の風景らしいです。今では明石には瓦を製造している会社はなくなってしまったんですが、40年くらい前はたくさん工場があったそうです。今では工場は機械化が進んでいるので写真のような風景は見られないんですが、昔は瓦を1枚1枚手で並べて乾燥させていたそうです。
両親がすごく懐かしがっていました。

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