姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

オリジナルの鬼瓦を作る体験が出来たりもします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、会社名義の携帯電話の支払い口座の変更のためにドコモショップに行ってた時に急に店内に居る人全員のスマホがアラーム音を鳴らし始めました。音から何かのエリアメールやって事は分かったのでチェックしてみた津波避難情報の訓練メールでした。どうやら事前に訓練があるという情報があったみたいなんですが、バタバタしていてその情報に触れないままやったのでちょっと焦りました。ただ、その場に居る全員のスマホが鳴り始めるのは一瞬緊迫した空気になるのでドキっとしますね。

 

もうすぐ地元の小学校の鯱作り体験です。

 

毎年恒例になっている地元の小学校での鯱作り体験が間近に迫っています。例年は父が粘土の準備をしてくれていたんですが、今年からは私がやらないとなのでそろそろ動かないとなんですよね。
粘土を練ってある程度柔らかくしておかないと小学生の力では捏ねるのが難しいけどあまり柔らかくしすぎると手に張り付いて作業しにくいので加減が難しいんです。
それを100個ほど用意しないといけないので最低でも10日ほど前には準備を始めないとなんですよね。

 

淡路島には瓦でいろいろなものを作る体験が出来ます。

 

鯱作り体験は今でこそ淡路で焼いてもらっていますが、元々はうちの会社で焼いていたものです。私は小学生の時にやった後は30歳過ぎまで全くやっていなかったんですがその後は毎年指導しながら鯱作りをやっているので一番作っているのは鯱です。
その次に作っているのが瓦のコースターですね。これは形そのものは作ってあって、そこに自分で絵を彫り込んでいくのでかなり手軽に出来るんですよね。

 

オリジナルの鬼瓦を作る体験もできます。

 

写真の鬼瓦は10年以上前に瓦葺き技能士会で瓦を知ってもらう体験教室をやってみようと企画した時に私も参加して作った鬼瓦です。鬼師さんにやり方を教えてもらいながら鬼瓦のベースになる粘土の板に土を貼り付けていって作ったんですが、なかなかいい出来に仕上がったと個人的には気に入ってます。

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普通の鬼面の鬼瓦のように誇張されたいかつさはないけど、そこそこ強面に作れたので鬼瓦の役目を果たせるかなぁと。ワンポイントのつもりで咥えさせた葉巻(っぽいもの)がいい味を出してると