姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

建物を解体する時にはご祈祷をお願いしています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ここのところ2日連続でめちゃくちゃでっかい蜘蛛が家の中に入ってきています。昨日は窓の近くやったのでなんとか退去してもらう事が出来たんですが、今日は窓から遠いところで見つけてしまってどうにも出来なくて、手の届かないところに逃げられてしまいました。家蜘蛛は殺したらいけないって話も聞くのでなんとか穏便に退去してくれる事を祈るのみです。

 

家を建てる時には地鎮祭をやります。

 

家にまつわる神事として有名なのは「地鎮祭」ですね。家を建てる前に土地神に家を建てる事を報告して工事の無事と家を建てた後の繁栄を祈祷するのが地鎮祭です。家を建てた事がある人は経験した事があるんじゃないかと思います。
私も今の家を父が建てた時と事務所を建てた時に参加させてもらいました。家を建てる時の地鎮祭は私は中学生やったんですが、学校が休みの日やったんですかね?あまりはっきりとは覚えていないんですが写真にばっちり残っています。

 

家を解体する時にもご祈祷をお願いしています。

 

建てる時に地鎮祭があるように解体する時にもご祈祷をしてもらいます。こちらは名前があるわけではないんですが、解体する建物の前に祭壇を設置して神社から来てもらうんです。
前に家の近くの空き家の解体をして欲しいといわれて解体屋さんを紹介した時にも立ち会って欲しいとの事で解体のご祈祷に参列させてもらいました。
それと先日、会社の倉庫の建て替えに伴って今の倉庫を解体するためのご祈祷では私が施主になりました。うちの近所の神社には神主さんがいないので「播磨の国総社」に依頼して神職さんに来てもらったんです。

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私が産まれた時にあった建物がすべてなくなります。

 

今回の建て替えでは現在倉庫にしている建物3棟をすべて解体します。祖父がやっていた頃に建てた築60年以上の元薪小屋と昭和54年に建てたガス窯があった建物、平成元年に建てた倉庫です。今の事務所を建てる時に私が産まれる前からあった建物を2棟ほど解体していて、今回、最後の1棟を解体する事になります。
ちょっと寂しい気分もありますが、かなり老朽化しているのと毎年のように浸水していて更に劣化が進行しそうなので今のタイミングしかないと思って頑張る事にしました。
新しい倉庫が建つまでいろいろと道具や材料などをどうするかとか悩ましいところです。