姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

建材の色などを決めるのが凄く大変です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年は梅雨に入っても蒸し暑いっていうほど気温も湿度も上がっていなかった印象があるんですが、昨日あたりから凄く暑くなってきました。これまでやと事務所も窓を全開にして扇風機を回していたらなんとか耐えられていたんですが、ついにエアコンを入れる事になり、その快適さからもうエアコンなしには戻れないねって話をしています。
まだ家の方はエアコン点けてないけど時間の問題かな。

 

倉庫を建てる諸々を決めていかないといけません。

 

倉庫の建て替え工事もいよいよ終盤に入ってきて上棟日も決まりました。そうなってくると今度はいろいろと決めないといけない細々とした事が出てきます。外壁の色や破風の色、シャッターの色や材質などなどカタログとにらめっこしてはアレコレ思い悩んで決定しています。
屋根に関しては最初から決めていたので全く問題はないんですが、こんなに決めないといけないのかって今更ながら慄いています。

 

家を建てるとなるともっといろいろ決めないとなんですね。

 

今回、うちが建てるのは倉庫なのでぶっちゃけてしまえば外装回りが決まるとほぼ終わるんですよね。だから決めるのもそれほど多くないんですが、それでもメーカーやら材質やら色やらがあり過ぎて正直なところ何が正解なのか分からなくなります。
これが家となると内装材やら建具やらも増えてくるので、もっと決めないといけない事が増えるんですよね。壁紙やカーテンなどの見本を見せてもらった事がありますが下手な辞典よりもよっぽど分厚いシロモノでこの中から何か1つを選ばないといけないってめちゃくちゃ大変やなぁって思ったくらいです。

 

選択肢が増えすぎるのは良くないですね。

 

屋根材のメーカーさんが出しているカタログにしても相当数の色があります。こちらから提案する時は3色くらいまでこちらで絞って選んでもらう事の方が多いんですが、これを自由にお客さんに選んでもらうというのは逆に不親切やと感じます。
メーカー側としてはたくさんの色を用意している方がラインナップが増えて喜ばれると思うのかもしれませんが、施工店からするとちょっとでも余った屋根材は在庫となって倉庫に置く事になって、同じ色が必要でない限りはずっと倉庫を圧迫し続ける事になるんですよね。だから2~3年に1回くらい倉庫の片付けをして動いていない在庫は処分する事にしているんですが、もったいないなぁって思います。
もっと選択肢を減らしてもいいはずやけどメーカー側は選択の幅を狭めるのが嫌なのかなぁ??その割には廃版になる色も多くて修理の時に困るんですが。

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