姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

小学生からお礼の作文を頂きました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は今シーズン一番の冷え込みになっているみたいで、朝起きた時からめちゃくちゃ寒かったんですが、日中にお日様が出ている所にいても肌を刺すような気温になっていました。会社の近辺は晴れてはいたんですが、現場に出ていた職人さんが帰ってきて「めっちゃ吹雪いてきて寒かった!」と言っていました。それほど山奥に行ってたわけでもなく比較的海に近い方でその天気やと山の方ではもっと本格的に雪が降っているかもです。

 

鯱作りのお礼の作文が届きました。

 

先日、小学校に乾燥した鯱を引き取りに行ってきたんですがそれと前後して担任の先生から生徒たちが書いたお礼の作文が届いていました。毎年頂いているのでどんどん増えていってますが、処分するのももったいなくて会社の書棚で地味に存在感が増してきています。これも1つの財産と思っています。父がやっていた時のものがどうなったのかは分からないけど、私が参加するようになってからのものは全部残してあります。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20231222142340j:image

 

町内の門柱に飾ってある鯱も含めて歴史になって欲しいです。

 

私が指導側として関わるようになってから少なくとも10年以上は経っていて、一番最初にスタートしてからやと35年になる鯱作りですが、途中で一度途切れたりもしていたので地元の文化として定着したと言い切っていいものかどうか判断に迷うところです。
町内を散歩していると門柱に鯱が飾ってあるのを見掛けるし、かなり古いものでもそのまま飾ってあるので、私よりも下の世代の人の記憶には残っていると思うんですが、頑張って続けていって歴史とか文化になってくれると嬉しいですね。

 

生徒は毎年楽しみにしてくれているみたいです。

 

聞くところによると地元の小学校に転任してきたばかりの先生が担任になって、鯱作りの事を知らなくても5年生になった生徒が自分も鯱作りをするという事を凄く楽しそうに新しい先生に話しているので、行事としての引継ぎがされていなくてもそういう行事があると認識してもらえているとの事なんですよね。
自分より上の学年がやっていて、次は自分が出来ると凄く楽しみにしているのに先生の都合で「今年はなし」ってなったら生徒たちもがっかりしますよね。
いきなり先生全員が変わるという事もないと思うので是非、誰か1人は経験した事があるという状況が続いて欲しいものです。