姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

コンデジを知らない世代になってるみたいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
屋根の仕事で天気が気になるのは当然ですが、防滑工事でも天気は気にしないといけないんです。屋内の場合はそうでもないんですが、屋外とか屋根はあっても吹き曝しの場合は雨や雪が吹き込んでしまうんです。乾いてしまえば濡れても大丈夫なんですが、乾く前に濡れると樹脂がぶんりしてしまって剥がれの原因になってしまいます。今日も防滑の施工の現場があったんですが、時々横殴りの雪になったりして判断がとても難しかったです。なんとか予定していた範囲の施工は完了したので、後は週明けにちゃんと乾いてくれている事を祈るのみです。

 

施工写真を求められる事が多いです。

 

建築に限らず、工事をしていると施工写真が必要になる事が多いです。大きな現場なら現場監督が常駐していて、工程毎に写真を撮ってもらえるので問題ないんですが、一般住宅などの小さい現場には監督は常駐していないので、工程写真を撮影するのは我々工事業者の仕事になるんです。

 

専用のデジカメがありました。

 

私が現場監督の仕事をしていた頃に現場写真を撮影するのはデジカメになりました。それまでやったら撮影した写真をいちいち現像に出さないとちゃんと撮れているか分からなかった上にフィルムの枚数制限もあったので、写真を撮影するのも大変やったらしいです。
それがデジカメになって、撮影した写真をパソコンで確認して、不要な写真は削除出来るようになってからは劇的に現場写真の枚数が増えました。後で削除出来るからと気軽に撮影してしまうからで、枚数が増えた分、写真の整理に掛かる時間も増えました。
そんな現場写真を撮影する専用のデジカメまで発売されていたんです。防水加工されていて、多少なら落としても壊れにくいというものでした。

 

若手社員はコンデジを触るのも初めてらしいです。

 

そんなデジカメですが、最近はスマホのカメラが高性能になってきたおかげであまり売れなくなっているみたいです。
うちの最年少の社員にコンデジ(コンパクトデジカメ)を渡すと「これ、撮影した後何もせずに電源落として大丈夫ですか?」と聞いてくるんです。
不思議な事を聞くなと思って確認してみたらデジカメを触るのも初めてとの事でした。今の世代の人はなんでもほぼスマホで済ませてしまうので、他の機器を触った事がなくて戸惑うみたいです。
これも1つのジェネレーションギャップかな?

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